wikipedia『パトリオット』(The Patriot)は、2000年公開のアメリカ映画。アメリカ独立戦争を背景とするドラマを描く。監督はローランド・エメリッヒ、主演はメル・ギブソン。
ドンパチの戦闘シーンが多い映画なのにどこか牧歌的。(と言うのはたぶんふさわしくない)
風景もそうだが
この映画でなんどか行われる戦列歩兵( Line Infantry)の形態は日本の戦国時代末期の鉄砲足軽の戦列歩兵に似ている。
日本のほうが世界に先駆けていたのだ。
ベンジャミン・マーティンは、フレンチ=インディアン戦争(1754–1763年)の英雄で、
亡き妻の残した子供たちと共に平穏に暮らしていたが、イギリスの圧政から独立戦争が勃発すると、
愛する者を守るために再び銃を取る、というのもいかにもアメリカ的だ。
主演のメル・ギブソンの風貌も雰囲気も家族を守る父の物語としてピッタリだ。かっこいい。
シンプルで映画としてもおもしろい。
歴史映画ではなさそうだがアメリカの歴史の勉強にもなった。
七年戦争(1756–1763年)は、フレンチ=インディアン戦争を含む世界的な戦争です。
主役ベンジャミン・マーティが勇名をはせたフレンチ=インディアン戦争(1754–1763年)は北アメリカを舞台にしたイギリスとフランスの植民地戦争
アメリカ独立戦争(1775–1783年)への前兆ともなった。
独立戦争では、フランスがアメリカ側を支援し、スペインやオランダも参戦するなど、西洋諸国がアメリカの独立を支援した。この映画にもイギリス軍(赤服) 大陸軍(青い軍服) にフランス軍服もあったと思う。
日本においても、19世紀半ばにアメリカの黒船来航(1853年)が江戸幕府を揺るがし、明治維新(1868年)の引き金となりました。