↑背景はパソコンモニタ。奄美市笠利町土盛(ともり)海岸
『 幕末奄美の食と菓子』東京の菓子資料室で働く著者。ある日珍しい形の煎粉(いりこ)餅のスケッチが目に留まる。それが薩摩の流刑武士の絵入日記との劇的出合。その後厖大な文献調べブログも開設し本書を出版。鶏飯だけではない。ナゼ今までなかったのか、驚きの豊かな奄美の食文化と暮らしが蘇る。
? 奄美海風荘 (@amami_kaihu_so) 2014, 2月 9
著者も通ったという奄美図書館。2階郷土コーナーへ向かう廊下壁面側のテーブルが展示コーナーになっていて、季節に応じて話題の本などがいくつか平置きになっている。今月はバレンタインもあるということなのか、お菓子の本の中の一冊が本書だった。以前にも読んでこのブログ記事にもしたと思ったが、チョコレートと奄美の黒砂糖のイメージが新鮮に結びついて思わずまた借りた。
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名越左源太の見た 幕末奄美の食と菓子 [単行本(ソフトカバー)
今村 規子 (著)
amazon 内容紹介
奄美史のバイブル『南島雑話』で知られる薩摩藩士・名越左源太。左源太が奄美遠島中に記した食に関する記述は、主食の芋、蘇鉄、椎の実、海草や魚介類などの海の幸、豚や鳥などの肉食、家ごとに作られていた調味料や嗜好品まで多岐にわたる。
本書はこれを詳細に分析し、江戸期の奄美の豊かな暮らしを、ここに甦らせる。 本書はこれを詳細に分析し、江戸期の奄美の豊かな暮らしを、ここに甦らせる。
amazon 登録情報
単行本(ソフトカバー): 263ページ
出版社: 南方新社; 1版 (2010年/4/16)
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名越左源太の見た 幕末奄美の食と菓子 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2010-04-16 |