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映画『ONODA 一万夜を越えて』(仏: Onoda, 10 000 nuits dans la jungle)2021年10月8日公開 ランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本による国際共同製作

2024年09月05日 | 映画

映画『ONODA 一万夜を越えて』予告編

 

1974年3月12日の夕方4時過ぎ、小野田寛郎元陸軍少尉がフィリピンから帰国した。

 

小野田 寛郎(1922年 - 2014年)


『ONODA 一万夜を越えて』(仏: Onoda, 10 000 nuits dans la jungle)は、2021年10月8日公開の映画。フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本による国際共同製作作品で、原案はベルナール・サンドロンの著書『ONODA 30 ans seul en guerre』、監督はアルチュール・アラリ(フランス語版)、主演は遠藤雄弥と津田寛治。

小野田さんのことは、横井正一さんとは違う、くらいの認識しかなかった。
小野田さんがフィリピン・ルバング島に派遣されるまでの経歴。(そういう任務もあったのか)
現地での生活の詳細。
映画をみてから、帰国後の小野田さんの生活のことを調べたくなった。映画には外国人でなければ描けないだろうな、と思うことも。馴染の役者は、小野田の上官だった谷口義美役のイッセー尾形(『沈黙-サイレンス-』)くらい。このキャスティングの妙で俄然映画としてのおもしろさが増したとおもう。全編飽きることがなかった。救出からヘリへ歩くイッセー尾形の演技は見事。小野田さんとは対照的な、だらしない服装、歩き方。

太平洋戦争末期の1944年、士官学校生の小野田寛郎は航空兵を希望したが、高所恐怖症が判明して叶わなかった。そんな小野田を谷口少佐は陸軍中野学校にスカウトする。特殊なスパイ訓練を受け、陸軍少尉となった小野田はフィリピン・ルバング島に派遣される。


1974年 小野田寛郎がフィリピンで29年ぶりに発見される前後の主な出来事

1970年

2月11日 - 国産初の人工衛星おおすみが打ち上げ
3月14日 - 日本万国博覧会(大阪万博)が開幕
3月31日 - よど号ハイジャック事件


1971年

ボウリングブームが起こる。

5月14日 - 大相撲で横綱の大鵬幸喜が引退

2月2日 - 太平洋戦争の旧日本兵横井庄一が28年ぶりにグアム島から帰還する
2月3日 - 札幌オリンピック開幕
2月19日 - あさま山荘事件

5月15日 - 沖縄返還

7月7日 - 第1次田中角栄内閣発足

1973年

大阪府千里ニュータウンのスーパーマーケットで、トイレットペーパー売り場に約300人が行列をつくり在庫が売り切れる

地方競馬出身のハイセイコーが大旋風。

1974年

3月10日 - 太平洋戦争の陸軍中野学校出の旧日本兵小野田寛郎がフィリピンで29年ぶりに発見される 
5月15日 - 『セブン-イレブン』が東京都江東区豊洲に開店

8月30日 - 三菱重工爆破事件

10月14日 - 巨人の長嶋茂雄選手が引退


12月9日 - 田中金脈問題で田中角栄首相辞任。三木武夫内閣発


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