奄美出身の作家の小説が読みたくなって
『日出づる海 日沈む海』 安達 征一郎 (著) (1978年)
などと合わせて4冊借りたうちの一冊。
売春防止法施行( 1957年 (昭和32年)4月1日)直前の京都島原廓あたりが舞台の短編集。刊行年は昭39。
収録は登場順に 廓育ち 狂い咲き 色模様 凋落 に五編
著者の川野 彰子は奄美大島生まれ、と本書奥付の著者略歴にあった。
webでは徳之島とするサイトも見つかる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2022年6月6日
川野 彰子(かわの しょうこ、女性、1928年〈昭和3年〉 - 1964年〈昭和39年〉9月11日)は日本の小説家。鹿児島県奄美大島生まれ。立命館大学文学部卒業。
第47回直木賞候補(昭和37年/1962年上期)「色模様」
第50回直木賞候補(昭和38年/1963年下期)「廓育ち」
「廓育ち」は1964年に佐藤純彌監督、三田佳子、梅宮辰夫、中村賀津雄主演で映画化されている。
ネットフリックスやアマゾンPrime Videoなどではまだ配信されていないようだ。
『日出づる海 日沈む海』 安達 征一郎 (著) (1978年)
2015年06月23日 | 本と雑誌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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安達 征一郎(あだち せいいちろう、1926年7月20日 - 2015年6月1日)は、日本の小説家、児童文学作家。
鹿児島県奄美大島生まれ。本名、森永勝己。旧制中学校卒。敗戦後、密航で宮崎県の港に入国。海を舞台にした小説、児童文学を著す。1973年「怨の儀式」で直木賞候補、78年『日出づる海 日沈む海』で同候補。