奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

キク科の観察2-2 ツワブキ 雄性先熟

2008年11月11日 | 植物

081111tsuwabuki3

↑ つぼみから観察した あのツワブキ きょう

ツワブキは、キク科の花の特徴の観察に最適である。

キク科の花の特徴

舌状花と筒状花とよばれる多数の花が集まって頭花を形成する。
このような花を集合花という。

舌状花=花びら部分。しべは退化していて
黄色い花びらはチョウなど誘引するはたらきをする。

筒状花は真ん中の多数の小さな花の集まり。管状花ともいう。

↑ 以上はすでに観察 勉強した。

081111tsuwabuki1

今回は、

筒状花の開花のようすを時間をおって観察する。

葯の中から、先ず花粉をつけたおしべが成長する。

葯(やく)= 雄しべの一部で、花粉をつくる器官(茶色のすじ(↑写真)で5枚の花弁がわかる)

そのあとおしべの役目が終わったころめしべが成長する(花柱)。

花柱が2つに分かれ、その分かれ目が頭柱となり、頭柱に花粉がつくと受粉となる。

このようなしくみは「雄性先熟」(ゆうせいせんじゅく)とよばれ
自家受粉(同花受粉)はほとんど避けられる。

植物の場合の「雄性先熟」とは、種子植物において、ある花期のうちに、個体内の個々の花が雄から雌へと性表現を変えることを指す。

雄性先熟 google

また筒状花は周辺の花から先に成長している。
これは他の個体からの受粉もおこりやすくする工夫か?

自家受粉 他家受粉それぞれ短所と長所がある。

参考サイト

http://www.rakuten.co.jp/gardensk/438028/436151/747214/747234/

http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/tsuwabuki.html

081111tuwabuki2


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。