10月28日放送「西郷(せご)どん」第40回「波乱の新政府」の平均視聴率は11.7%(関東地区)だった。前回「父、西郷隆盛」より0.6Pダウン。
「廃藩置県」断行のため大久保は、鹿児島に帰った西郷と、国父久光を新政府に引き入れようと画策する。
「廃藩置県」断行のため大久保は、鹿児島に帰った西郷と、国父久光を新政府に引き入れようと画策する。
大久保の意向に賛同し上京した西郷が目にしたのは「波乱の新政府」。
西郷は贅沢三昧する政府メンバーに不信ををいだき眉をひそめめ、高級西洋料理で昼食をとる会食の席へ握り飯を持参するという具合の展開だった。
西郷は贅沢三昧する政府メンバーに不信ををいだき眉をひそめめ、高級西洋料理で昼食をとる会食の席へ握り飯を持参するという具合の展開だった。
当時の政府高官は現在のお金で月収2~3千万円、年収3億円くらいもらっていた(西郷どんスペシャル第3弾! 西郷と大久保 明治に挑んだそれぞれの道 10月20日(土)放送 )
大久保も西郷もすべて私的に使っていたわけではなく、特に大久保は公のために使い逆に多額の借金を残したという話はけっこう有名だ。
大久保も西郷もすべて私的に使っていたわけではなく、特に大久保は公のために使い逆に多額の借金を残したという話はけっこう有名だ。
今回は、いいセリフもあった。素人目には廃藩置県こそ実質的な無血革命だったという見方もあってメインイベント的盛り上がりも期待できた。しかしやはりドラマとしては話が面白くなかったので低視聴率を予想したがそうでもなかった。
回ごとの話の継続性があまりなく、出演者の多くが入れ替わるので、まあ漫然と見ているだけでは、次回も見ようという意欲もそがれてしまうのではないだろうか。
こんな廃藩置県(明治4年7月14日(1871年8月29日)からわずか4ケ月足らずで
岩倉遣欧使節団(明治4年11月12日(1871年12月23日)から明治6年)が出発するのだから、忙しすぎるのだろう。のんびり描く時間はないのかも知れない。
岩倉遣欧使節団(明治4年11月12日(1871年12月23日)から明治6年)が出発するのだから、忙しすぎるのだろう。のんびり描く時間はないのかも知れない。