『島尾敏雄とミホ』 沖縄・九州
編者:島尾伸三・志村有弘
本の紹介 出版社から
敏雄とミホの沖縄・鹿児島での作家活動を中心に、遺族とその周辺の文芸評論家が不世出の作家を解明する。
amazon 登録情報
単行本: 219ページ
出版社: 鼎書房 (2015/02)
発売日: 2015/02
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図書館 5月の新着 「島尾文庫」
島尾伸三の文章が好きで読み始めた。方言や、固有名詞や人名などがことわりもなくいきなり出てきて、当時の名瀬にタイムスリップ。
行間を読むまでもなく、単語と単語のあいだから、脳みそを刺激されているように、ついなつかしさと笑みがこぼれる。
島尾敏雄関連の本は、昔、全集などでたくさん読んだ記憶があるが、
もう難しい文学論は読めない、と思ったのだが、おかげでなんとか最後まで読了。