名瀬の書店で見つけた。宗教の問題は昨今国会でも議論されタイムリーであった。
著者も述べているように、アメリカは日本にとって国の命運を左右ほどの国なのにこういう本は非常に少ない。それはキリスト教の信者がほとんどいない(人口の1パーセントくらい)、読む人が少ない、書く人もいない。(ただし、森本あんり著『キリスト教でたどるアメリカ史』2019年)があるという。
本書はふつうの新書の2冊分ほどの厚さで、アメリカの教会の現在について、宗派別に、広く詳しく辞書的に書いてある。非常に幅広く熟読は骨が折れそうだった。しかし、がまんして読んでいると、ところどころ非常に大事で目から鱗が落ちることがいくつも出くわした。ざっと一読したあと、目次で興味ある部分をさがしてWikipediaで調べてみる方法も良さそうだ。
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— 海風 (@amami_kaihu_so) December 13, 2022
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