奄美 海風blog

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奄美で染める。京都弁&奄美方言。

2004年08月12日 | お客さん
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鹿児島から船に乗ってやってきた京都の仲良し三人組。
陸の旅、船の旅、奄美の旅。

早朝名瀬港に着いた時は台風13号接近中。初日は、
急遽プランを変更して染物を思いついた。
以前のお客さんに好評だった龍郷町戸口(とぐち)
の泥染め、藍染 金井工芸さんに案内した。その前に名瀬の
知り合いの南織物で生地を買い込んだ。

金井工芸は生地を持ち込めば一日2,500円で好きなだけ
染められる。本場の職人さんが教えてくれる。

工場の前にはテーチ木染めのセーチ木が。周りの畑には
島バナナ。広い庭の大きな木の木陰でお弁当を食べながら
南国気分。弁当は近くのビックⅡで買ったトンソクを
分けて食べた。

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奄美で聞く京都弁はやわらかく、おくゆかしい。
スローライフの奄美だが指導のおじさんは早口のほうだ。
威厳のある、方言交じりの指導のおじさんにおこられて
いるようにも聞こえるが、おじさんはとても熱心で親切だ。
京都弁と奄美方言。愉快で楽しく、実にいい
コミュニケーションだ。
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作品の一部とテーチ木染め。ローケツ染めにも挑戦した。

中村さんたちは、染めにはまってしまって今日で二日目だ。






マングローブ原生林もよかった。

2004年08月11日 | お客さん
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おととい(きのうの記事)の続き・・・。

嘉徳の川原を大急ぎで片付け、マングローブ原生林へ
向かった。ゆるい(急な)坂道登りきった頃、I 君は
日清シーフードヌードルのスープを一滴残らず飲みほした。

少し辛いのは、奄美地区限定か?などと勝手なこと考えても
それはハズレ。川原で沸かしたお湯が海水をふくんでいたか
注いだ量が少なかったかのどちらかに違いありません。

またしても、光る貝殻を探すことを忘れてしまったことに
気がついたのは、国道が住用村に入ってからだった。

で、カヌーの最終時間16時には、間に合わなかった。
マングローブ館は公営。それより以前から営業している
隣のマングローブ茶屋に行った。ここは、いわば老舗。
おばちゃんはとても親切にしてくれた。

潮がよく(小潮)、TVやポスターなどでよく見る、
マングローブがアーチ状になったポイント(写真下)にも
行けた。水面は黄金色に写っている。この日台風13号の
カゼはマングローブでも、とても心地よかった。


今朝の鹿児島からの定期船はほぼ定刻の名瀬港着。
明日も欠航しないそうだ。

16時現在、強風域の黄色い線はかろうじて、海風荘の
屋上をはずしそうだ。

気象庁台風情報

Hさんは、今夜の鹿児島行きの船で、一旦帰ることに
なっている。14号はあらぬ方向を向いている。

関西方面からのお客さんの乗った船は、3時間遅れの
今夜12時に名瀬港に着く見込みだそうだ。

19時40分現在、時折南からの風が強くふくが、
長浜町の街の様子は、台風前の感じとは違う。







きのうの嘉徳(かとく)はすごかった。

2004年08月10日 | お客さん
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きのうの瀬戸内町嘉徳海岸。天気晴朗なれど、
波が「すっごーい」のは、はるか南海上にあった
台風13号の影響か。

アダンの木の防風林をくぐるといきなり現れる
この風景に誰もが息をのみます。

ひたすら歩く奄美旅の I 君(写真右)。
砕ける波を見つめ何を想うのでしょうか。
半年分の感動を先取りしているように見えます。

今朝、早朝の船で沖縄に向かった岩の上の I さん。
今頃は、船の上から鯨でもみているのでしょうか。

三台のカメラに取り囲まれ、「CMの撮影みたい」です。
彼女の一眼レフのフィルムはこのとき使い果たして
しまっていた。

食べているのは、名瀬か、エースコックのカップめん、
はるさめ。住用村のコンビニで買った。

ここはCMのロケ地としても価値が高いのだ?

「つらい事があったら、この写真を見て思い出せる
ように」とH さんが400万画素で撮って、名前を付けて
後で送ってあげることになった。

砂丘にしみ込む前の、急にひろくなった河口。
流れに背を向けているので、
上流から何か、「どんぶらこ流れてきても」気づきません。

早くしないとマングローブ原生林のカヌー川下りの
予約の時間に間に合わなくなりそうです。

奄美大島長浜町は16時現在、今日もいい天気です。







沖縄も鹿児島も奄美もある、奄美。

2004年08月07日 | 食・レシピ
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>「みき」は奄美の人はよく飲んでいるんでしょうか。
 好きな人は多いんでしょうか。若い人も飲むのかな。
 コンビニでもどこでも売っていたので。

みき
夏場になると名瀬の小さなお店にも毎日数本づつでも
届けてくれます。冬場も需要はあります。

ミキはペットボトルに入って売られているわけではないので
若い人たちが、紅茶花伝やまろ茶のように買っていくことは
ほとんどありません。おかあさんが買って冷蔵庫に入れて
あるのを飲むことはあると思います。

ミキは琥珀色した飲み物ではなくて、牛乳やカルピスより
白い色をしています。牛乳やカルピスを飲むつもりで飲むと
飲みにくいかもしれません。。

適量をグラスにそそぎ、始めに、少づつ飲むか、一気に飲むか
決めてから飲むとおいしいそうです(笑)。だから不思議です。
飲む前に一礼したり腰に手を当てる必要はありません。

奄美の菓子・ジュース類の売れ筋動向などは
鹿児島から定期的に奄美へ営業にくる食料品卸の人によると

「うんにゃ、そいは、も、鹿児島市とほとんど変わんとですがよ」
ということです。新製品はめまぐるしく登場し、テレビCMの間は
よく売れるという状況は奄美もおなじです。

そいでも、なぜか、奄美(名瀬市周辺)だけで特によく売れ続けて
いる商品がいくつかあrます。

そのひとつが、写真のチェリオ「ライフガード」。中高生などの若者
によく売れている。食生活習慣や気候風土の違いのせいでは
なく、どうやら流通に原因がありそうです。関心のある人は研究
して下さい。

他にも、沖縄産の商品などもあり、スーパーやコンビニや惣菜屋
さんなどを覗いて見ると「奄美らしさ」が発見できるかもしれません。







名瀬市立朝日中学校

2004年08月06日 | 田中一村
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↓の小宿中学校同様、生徒数が増えた中学校のひとつですが
「少子化」でここ数年生徒数は減少傾向にあるそうです。

かつて、正門前に田んぼがあった頃、正門前の道(写真)を
ステテコをはいた痩せて、日焼けした、背の高いおじさんが
近くの有屋(ありや)から大熊の紬工場へ通う姿を生徒達は
よく見かけた。

名瀬市立朝日中学校

コウチセイリ(耕地整理)とよんでいた区画整理された有屋の田園地帯は
都市計画で住宅地に生まれ変わり、おじさんの住んでいた家
移転し、おじさんの描いていた絵は立派な美術館で多くの人が
見ることができるようになった。絵はさておき、「痩せたおじさんの
大きな写真を見て泣いてしまった」という観光客の人も何人かいる。
「ビデオに感動した」というひとも。

田んぼだった学校の後ろにできたビルは徳州会病院。
近くの国道沿いにはケンッタキーも出来、もうすぐ和光園から、
海沿いを通らずに名瀬小学校に行けるトンネルが開通する。




名瀬市立小宿中学校

2004年08月05日 | 紹介、お店など
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金作原(きんさくばる)原生林に行くときはここを通ります。
小宿大川の河口付近。
川幅が急に広くなり、海から海水も入り込む。
河口付近の埋立地には団地や住宅が密集している。

名瀬市のドーナツ化現象で小宿中学校も近年、
生徒数が増えた学校のひとつ。

名瀬市立小宿中学校

写真はこの橋から撮りました。




奄美まつり、八月踊り、大熊、トネヤ、ノロ。

2004年08月03日 | お客さん
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奄美まつりの八月踊りをみたお客さんが「大熊の踊りが目を引いた」
というので、名瀬市大熊(だいくま)の親戚の家に案内した。

大熊は田中一村が通っていた紬工場があることでも有名だ。
(一村記念美術館の出入り口付近の一村の生涯を紹介するビデオ館
で見てください。ビデオ館は入場無料)

漁港の前では「カツオのぼり」が泳いでいた。都市計画で道に迷う。

親戚は都市計画で新築したばかりのキッチンで、のの(大島紬の機)
を織っていたので写真を撮った。

リビングで八月踊りの話を聴いた。研究なので録音機をまわして
メモを録って聴いていた。おもしろい、貴重な話が聴けた。
八月踊りの行われ方も昔とはだいぶ変化してきているようだった。
都市計画のせいだけではなさそうだ。

大熊の八月踊りもここから始まるというトネヤの写真を撮った。
左がウントネ、右はシャントネ。ウンは上の、シャンは下のという意味。
トネヤはノロの祭祀(さいし)を行うところで、ノロの住まいにもなっている。

祭祀とは「神々や先祖などをまつること」とある。ノロとは琉球王国が・・・
うーんこれ以上は、なんかいだ。

インターネットで調べると、大熊、八月踊り、奄美まつり、祭り、
祭りごと、政ごと、ノロ神 、トネヤ、関係なくなさそうだ。

大熊に行ったらカツオの刺身を買ってキマイだったけどすっかり
忘れてしまいました。
そうなんです。大熊はカツオ漁の盛んなところとしても有名です。
そのことと、「大熊の踊りが目を引いた」こととはおおいに関係ある
はずです。


名瀬港 奄美空港の維持管理 世界の空港鳥瞰

2004年08月02日 | インポート
きのう、港の売店のおばちゃんに教わりました。
名瀬港や、奄美空港の施設の維持管理をするのは
鹿児島県大島支庁河川港湾課の仕事です。

売店のおばちゃんのことは、いつかご紹介しようと
思っていますが、ブログのことを「なんちいって」説明
しらたいいかわかりません。
ちゃんと説明しないと「おこられそう」(笑)です。

ついでにこんなサイト見つけました。
飛行機・飛行機・飛行機 空港鳥瞰


車で10分、名瀬市大浜海浜公園。

2004年08月01日 | 観光ポイント
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夏休みの日曜日。大浜海浜公園の人出は
いつもより多い。
日陰で海を眺めながらくつろぐ人たちも多い。

強い日差しに、焦げてしまいそうです、
浜の砂よりも真っ白い肌。

孫たちにせがまれて来たらしい隣に座ったおじいちゃん、
「あげ、・・・」と言って、目を細めながら真っ白な肌を
気遣っていた。

「泳ぎたいけど、パレードや八月踊りを見なきゃいけないし」

今日は奄美まつりの最終日。彼女は祭りの研究。
そうなんです。八月踊りは学術的研究の対象でも
あるのです。

鹿児島県立図書館奄美分館
ここから20分くらいでしょうか。
名瀬市小俣町にあります。

文系、理系を問わず、奄美は様々な研究者の間でも
人気なのです。

鹿児島県立図書館奄美分館のホームページ