goo blog サービス終了のお知らせ 

奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

漂着物、外国のタバコ 警告文を比べる

2005年01月12日 | うんちく・小ネタ
050112-tabako中身がばらけずに漂着するほど奄美と台湾?は近いのか。船からか、それとも潜水艦?、口が開いているのは航海の途中、鳥がつついたのか。

などと海岸で考えたわけではありません。今、考えました。
浜は風がふいて寒かった。14.5度。
名瀬 12 14.5 無し 北北西 5 59 無し 1022.1

警告文をくらべる 。

日本のたばこ 箱側面に細字で

あなたの健康を損なうおそれが
ありますので吸いすぎに注意しましょう
喫煙のマナーをまもりましょう

恐ろしい漢字はひらがなになっている。
マナーも忘れない。

外国のたばこ

正面に太字でわく入り

行政院衛星署警告:
吸菸能導致肺癌
心臓血管疾病及肺氣腫

少ない文字数で具体的、しかも警告者の名前入り。

デザイン文字は「長寿」?とも読めそうですが。
うーん。

この記事のサブタイトル、
「黒潮の恵み、漂着物から学ぶ諸外国の言語と文化」
などと言ったら「アハハ、ブログのネタは尽きませんね」
といってわらわれました。

連続投稿記録更新か。

漂着物は韓流(←これを検索で引っ掛けた人はゴメンナサイ)も多いです。







奄美の冬の山です。

2005年01月11日 | 山歩き
050111-hazenoki

<現在、OCNブログ人は、時間帯により表示速度が遅くなっています。>

らんかん山のハゼノキの紅葉は名瀬の街の中からも見える。
この山の名前は?。

林道脇は、これまでの、ツワブキの黄色から、この赤が主役になった感がある。違う色の葉もあるが、本人に聞いても名前は教えてはくれない、たぶん来年もまた赤くなるだけだ。

黄色の前は、白、ヤマヒロドリバナ
アサギマダラはもういない。

昨日午前8時の気温11.2度、これが昨日の最低気温。
8 11.2 1.0 南南西 1 77 無し 1023.7

今日12時の気温15・5度、今日の最高気温16.6度
12 15.5 無し 北 2 50 無し 1023.6




らんかん山、白糖工場、名瀬?甘い醤油?

2005年01月10日 | うんちく・小ネタ
050110-yanowaki
らんかん山公園から見た、矢之脇町、塩浜町(写真左手奥)のあたりです。
昭和37年9月3日、血液輸送中の自衛隊機がのらんかん山に墜落、公園には慰霊の碑(写真↓下)があり、名瀬市では9月3日を「献血の日」(平成7年から)にしていますが、今日はその話ではありません。

忙しい人は記事の一番下だけお読み下さい。
050110-rankankoen
なぜ、らんかん山というのかを説明します。とても長くなりそうです。漢字だと蘭館、以前は秋葉山といったそうです。
慶応元年といえば↓西郷隆盛が奄美から召還された翌年だから、1865年か、またこんがらがります。
この年、薩摩藩はこの山の麓(当時は名瀬市金久=かねく)に、白糖工場を建設します。下の写真の上はその跡を示す看板です。





050110-koujyouato
他に、写真下の龍郷瀬留(せどめ、当時はせけるべ)、宇検村須古(うけんそんすこ)、瀬戸内町久慈(くじ)の四箇所です。すごいです。
奄美で白糖が生産されるのは、記録によると、黒糖が試作され始めてから30年ほどあとの1767年(明和4年)、沖縄では1662年らしいのですが、あまりパッとしませんでした。奄美大島の場合、長年のキビ作で土地が疲労していて白糖の質が悪く、四国、讃岐の上質の白糖におされます。

黒糖の値も下がります。そこで、藩は慶応元年、産業としての白糖製造にのりだします。

土地は痩せ、粗放な農業いっぽんやりでは、四国の白糖に対抗出来ません。
しかし、薩摩藩の目は奄美沖縄を通して諸外国に向いていました。黒潮のおかげでもあります。最新の知識と情報でイギリスの最新式製糖機械を導入します。それにしても奄美大島に工場四つとは大規模です。

マッキンタイラー、オートロスというイギリス人の技師も雇い入れます。
技術指導のため、奄美大島にやってきたこの外国人達のための住まい(館)があったのが、この蘭館山公園というわけです。

英国人なのになぜオランダの蘭なのかは、藩政当時、異国人のことをオランダといっていたから。

しかし、これらの工場はいずれも5年以内に廃止。原因は燃料不足、台風、明治維新の直前という日本の政治状況。この外国人の私生活上の評判はあまり良くなかったらしいということは、硬い本には書いてない。

♪オートロス船や煙まきゃまきゃ沖はりゅり
塩浜マシュくゎやうり見ち袖絞り♪

塩浜沖から島を去る外国人を涙で見送る愛妾マシュ加那を歌う島唄。
くるだんど節の曲で歌うという。

さて、この白糖工場が、らんかん山の麓のどのあたりにあったかということは、酒造工場あたりとも、近くの会社ビルのあたりともいわれ、はっきりわかりません。
近くにあったという代官所(派遣役人の居た建物、仮屋・本仮屋)の跡すら、謎がありそう。

謎といえば、実はここからが本題だったのですが、借りて参考にしている本(名瀬市誌1巻歴史編)を返さなければならないので説明が長くなりました。
他に参考 山下文武著 『奄美の歴史さまざま』 奄美文化財団・奄美文庫2

050110-calbee
奄美でも良く売れている、ポテトチップスは「九州しょうゆ」味。88g124円。
醤油はなぜ甘い。海で泳いだあとのソフトクリームはおいしかったから?奄美しょうゆも甘い。

この白糖工場と関係があるという話、西郷お気に入りの薩摩藩主島津斉彬(1858年急逝)の奄美大島でのオランダ貿易構想、謎解きは、もうとても書ききれません。おもしろいサイト見つけてあります。これ↓を紹介するだけでよかったのですが。

加賀の醤油はなぜ甘い Ⅱ







西郷松せんべい、まめぼっくり

2005年01月09日 | うんちく・小ネタ
050109-saigoumatusenbei
公爵さん、コメントありがとうございます。おかげでネタがひとつ増えました。
初めて食べましたが、美味しかったです。
右が「西郷松せんべい」(しいの実せんべい)。<由来>西郷は龍郷で三年間暮らした。猪猟が大好きで山から帰るときは、しいの実を持ち帰り毎日の酒のつまみにしていた。西郷の好物のしいの実が使われている。ということです。

左が「まめぼっくい」、松ではありません。袋には「奄美大島発」とあります。
これは香ばしい焼き?ピーナッツ(地豆)に黒糖をまぶしたような、「がじゃ豆」のようなお菓子。
これはどなたかに宣伝してもらいたいくらい美味しかったです。
近世奄美と明治維新の味??がしました。

西郷松せんべいは通販で扱っているところもあるようです。松と、しいの実を確認してください。
龍郷町久場 西郷松本舗

この記事は昨日の記事を参考にして下さい。



西郷松

2005年01月08日 | 歴史 民俗
050108-saigoumatu
1858年(安政5)年~59、安政の大獄。
薩摩藩主 斉彬急逝。
西郷隆盛は、勤王の僧・月照とともに、たしか鹿児島の錦江湾に身を投ずる。
ひとり死にばくらした西郷は、菊池源吾と名を改め、59年1月12日、ここへ上陸した。
その時、乗ってきた藩の黒糖運搬船「福徳丸」の、とも綱を結んだ松の木が西郷松(地図)。幾度の台風に耐えたのでしょうか。
約3年、「巨竜」西郷は三年間、ここ奄美大島竜郷(龍郷)に潜むことになった。
(以下看板書き参考)
62年1月29日、鹿児島召還のときもここから乗船。
62年6月12日、薩摩藩主島津久光公の怒りを受け、再び徳之島、のちに沖永良部へ流される。
64年(元治元年)2月11日、沖永良部から赦免召還、帰鹿の途中この地に上陸、愛加那母子と面会。
と、ここまで看板に書いてあるのを見てきて、困った。次の件、65年(慶応元年)2月26日この地より乗船し、帰鹿、愛加那との最後の別れとなる、とあった。
一年も会っている暇はなかったはず。慶応改元の勘違いか。
(1865 4月7日/慶応に改元)
インターネットは便利です。

龍郷湾のまわりは、とても景色のいいところですが、近世史の宝庫でもあるのだそうです。
奄美の郷土史の研究をする人は、西郷さんについて鹿児島へ行くと、日本史の研究もしマイ=(ねばならない)なので大変です。明治維新です。沖縄との関係にも目を向けると世界史になります。
郷土史の研究がそのまま日本史の研究になるというのは、うらやましいという見方があるそうですが、そういう見方が普通でしょうか。

050108-saigoumatu-2
西郷翁上陸の碑の後ろ側の碑文には「NHK大河ドラマ翔ぶが如く 放送記念碑」とありました。

2004.06.18
西郷南州謫居跡は、ここから1キロ少し離れています。
《余談》 江戸城の無血開城をめぐって西郷と会談した勝海舟が、謫居中の西郷を訪ねて、龍郷へ来たという話が、『海舟座談』という本にあるそうです。












ブログの確認

2005年01月06日 | お知らせ
2004年4月10日から始めたこのブログも現在
使用中のディスク容量: 12.299 メガバイト (41.00%)
記事数: 242 | コメント数: 49 | 投稿者数: 1
2004年4月25日からのアクセスカウンターの値22時現在
16176となっています。
アクセス、コメント、トラックバックありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
奄美海風荘のHP
2000円10月よりアクセス42847
3.4MB





近頃、奄美のお土産 チューリップ

2005年01月05日 | うんちく・小ネタ

050106-luncheonmeat所変われば・・・お土産いろいろ。

「友達が、奄美に行ったら、これ買って来て!って」

どこかのブログで読んだような・・・、

←これがコンビニに売ってないと聞いて、「意外」と思ったのは奄美的?。

このブランドは沖縄をとおして?奄美でも昔からスーパーなどでよく売れている。

品名「ランチョンミート」、原産国名「デンマーク」、

主な原材料、豚肉 でん粉 食塩など、内容量200グラム。チューリップとよばれている。

おにぎり、玉子焼き、野菜炒め、チャンプルー、塩味がきいて調理が楽。

缶底の鍵のような道具を回して、缶をテープ状にめくりとって開けるのが、外国的。

中身は薄く切って使います。フライパンで焼いて、ポークタマゴおにぎり。海苔、レタス、キュウリ等合う。

「東京に住んでる沖縄の友達の家には、これがいつもあって、なんでも美味しく作ってくれるんです。」

340グラムがレギュラーサイズか、名瀬では、通常288円位。特売の日の値段は?。

離島 台風 停電 冷蔵庫 台所の片隅 缶詰 TULIP。
缶には「あなたの食卓にいつものチューリップ!」
名瀬市長浜町では、去年の台風でも停電の被害はありませんでしたが。

ポークブーム?

奄美沖縄の食文化、スローフード、

Lanchon meat=すぐ食べられる加工肉.

Spam= 商標 スパム 米国・英国製の豚肉の缶詰

spam=同一メッセージを大量送信すること


17時「ぱしふっくびいなす」名瀬出港

2005年01月04日 | 海の風景
昨日の夜から名瀬港に停泊していた、クルーズ船「ぱしふっくびいなす」が、ごご5時名瀬港を出港しました。
最近はクルーズ船の名瀬入港が増えました。

今日は寒い雨。
時刻 気温 降水量 風向き 風速m/s 湿度 日照時間 気圧
名瀬17 15.6 2.0 北 4 77 無し 1018.9

前回のぱしふぃっくびいなす
2004.11.14
クルーズ船 PACIFIC VENUS 奄美大島 名瀬


奄美パークへ行きました。

2005年01月03日 | 観光ポイント
050103-amamipark奄美パークのホール内のイベント広場横のおじさんです。
これは、わりと精巧にできた実物大の人形です。後ろの家も、奄美の古い民家の実物大です。

年中同じかっこうをしている、このおじさんの笑顔には、思わずニンマリしてしまいす。奄美の旅の思い出の一つになっている人もいのではないでしょうか。正月も袖なしのシャツ。今日、日の当たるところでは、これでも寒くなかったと、思えるほどの陽気でしたが。

このおじjさんは、ボタンを押すと、方言でしゃべります。
「むんがたい」です。
縁側で物語りをして、近所の子供たちにいろいろなことを教えます。
なつかしさのあまり、涙で語りかける本物のおばあちゃんもいそうです。

その内、「左クリック」で聴けるようになるかもしれません。(どうしたのでしょうか、今日は以前のブックマークから奄美パークのHPにアクセスできません)

ニンマリするのは、このおじさんの黒ぶちメガネのせい?。
子供たちに人気です。メガネに指を通して遊んでいる子を見かけます。レンズはありません。
このおじさん、本を読みすぎて目を悪くしたわけではない、ということでしょうか。

昔は、メガネなど縁のないような普通のおじさんにも、いろいろなことを教わったものです。
こうした光景は、もう過去のものになりつつあるのでしょうが、このような開け放たれた、縁側のある家は奄美でも、まだまだなくなってしまったわけではありません。

今日はおだやかな快晴です。

奄美のどこで何をする

奄美パーク

名瀬12 11.7 無し 東南東 3 68 無し 1022.8
昨日12 18.9 無し 南東 2 50 1.0 1021.2



TVを見る。

2005年01月02日 | 日記・エッセイ・コラム
2日のテレビは箱根駅伝
去年も見始めたのは、あの坂のところからだった。
順大5区今井の驚異の11人抜きの、11人目の映像が出ず、中継に不満。10人目はCM中だったと思う。

明日のゴールの中継はどうなるのか。

奄美は、ぬくい(暖かい)です。
今朝、山で合宿練習中の外国人マラソン選手を見かけた。
この時期めずらしいことではありません。

大晦日紅白視聴率史上最低
K-1 20.1  PRIDE 18.3

どちらもチラッと見ただけ。31cHもあるとチャンネルは落ち着かない。

そんななか偶然、
ハイビジョン特集
世界自然遺産を行く
屋久島 四季・生命の輝き
という番組を奄美と比べながら見た。