奄美 海風blog

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紅葉と桜、本茶(ほんちゃ)峠と一村画の植物の名

2005年01月22日 | 田中一村

050122-mejiro
気温18度、晴れ、降水量無し。(夜小雨)
曇りだったり、晴れたり、雨降ったり、寒かったりしていたのですが、今日は、いきなり春になっていました。

島の天気はパワフル。めじろはヒカン桜に夢中。至近距離がら落ち着いて、ズーム。順光の位置に回りこみ、背景の電柱を避け、切り取った後の構図などを考える余裕もあります。何羽もいるからです。
050122-haze

本茶峠は、名瀬市浦上と龍郷町大勝の間の旧道にあります。ここは、国道を浦上側の朝日小学校の先から左折して入った付近。トンネルが出来たので、旧道です。交通量が少ないのでのんびりできます。
ここも今、主役はハゼノキの赤。田中一村の散歩道としても有名。
道路脇の桜とハゼノキがカラフル。向こう側の山の嶺々はカラフル+スペクタクル。(写真忘れ)

峠までの中ほどの所の道端に田中一村画と本茶峠の植物と題した看板がありました。
それによると、一村画に描かれた全32種の植物の内、19種はこの付近に分布しています。

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アオノクマタケラン(しょうが科)
アカミズキ(あかね科)
イジュ(つばき科)
オオタニワタリ(ちゃせんしだ科)
キキョウラン(ゆり科)
キダチチョウセンアサガオ(なす科)
ギョクシンカ(あかね科)
クマタケラン(しょうが科)
クワズイモ(さといも科)
ゲットウ(しょうが科)
コンロンカ(あかね科)
サクラツツジ(つつじ科)
ソテツ(そてつ科)
ハマニンドウ(すいかずら科)
ヒカゲヘゴ(へご科)
ビロウ(やし科)
フトモモ(ふともも科)
ムサシアブミ(さといも科)
ノボタン(のぼたん科)

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一村が絵描きやウォーキングの途中利用していたという泉は現在、閉口中とある。
2004年8月 奄美の自然を考える会

田中一村記念美術館や空港に行くのに、ここを通らず、わざわざ?トンネルを通るのはもったいない。PR不足なのではないか。
そんなことを考えながらカメラをかまえていたら、龍郷(たつごう)側から観光バスが登ってきました。写真右側に見下ろす山肌も、スペクタクル。緑にハゼの赤まだらです。
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ハゼの赤と桜のコントラスト(紅葉と桜)を狙いましたが失敗しています。後ろにもっといいポイントがあったのに。

峠を越え、龍郷(大勝)側の桜並木はまだ、開花は進んでないようでした。
桜並木の見ごろはこれからです。
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龍郷町大勝側からの本茶峠入り口の地図です。空港から名瀬へ向かう国道の途中です。拡大して確かめて下さい。