『人新世の「資本論」』 (集英社新書) 新書 – 2020/9/17
斎藤 幸平 (著)
5つ星のうち4.3 1,638個の評価
ベストセラー1位 - カテゴリ 経済学
本書のテーマは気候変動。p334 それを踏まえた上で、P3に戻れば、
はじめに__SDGsは「大衆のアヘン」である、がドカンと心に響く。資本論にそんなことが書いてあったのか?脱成長
と、びっくりもするが、150年ほど眠っていたマルクスのまったく新しい面を「発掘」した著者が詳しく気候危機の処方箋について実例をしめしながら説明する。古いマルクス主義の焼き直しでは全くない。昔かじったつもりの資本論の難解なイメージでは全くなく、新鮮だ。
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amazon 登録情報
出版社 : 集英社 (2020/9/17)
発売日 : 2020/9/17
新書 : 384ページ
Amazon 売れ筋ランキング: - 13位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- 1位経済学 (本)
- 1位投資・金融・会社経営 (本)
- 1位集英社新書
カスタマーレビュー: 5つ星のうち4.3 1,638個の評価
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人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。
気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。
それを阻止するには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。
いや、危機の解決策はある。
ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。
世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!
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