カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

軽井沢で 娘と

2004年12月03日 | ■ 短歌(越し方)

1983年の夏、娘と軽井沢で10日ほど過ごした。
娘が卒論に「堀辰雄」を取り上げたのが、旅の目的だった。娘は、車の免許取立てだったが、二人で交代しながら、危なげないドライブをすることが出来た。追分の堀邸を訪ねたことなど。思い出深い日々であった。その時の歌である。
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咲いていることが はかない

2004年12月03日 | ☆ ふるさと・大和
石光寺の牡丹の庭には、歌碑、句碑が沢山ある。
与謝野晶子夫妻をはじめ、多くの文人、歌人など、文学者が訪れている。

二上山麓に、ひっそりと佇むお寺で、同じように冬に咲く牡丹を愛でたことに想像の世界が広がる。

そんな碑の中に、心惹かれたのがあり、暫くそこを動けなかった。
どんな花も、どんなに綺麗に咲いていても、惜しまれながら散っていく、散っていくことに儚さを感じるのが常である。なのに「咲いていることが、はかない」これには考えさせられた。

禅宗の教えの中の「諸行無常」の思想から先代住職が、残された言葉であることを、後でお尋ねして、生きていることそのものを、儚さとして捉えたものなのだと知った。
これについては、もっと考えてみたい。

いしぶみ・いろいろ

       いしぶみの傍に、作者や、歌の書かれているものもある。
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