1月7日は、七草粥を頂くのが慣わしだ。
お正月料理のご馳走(?)の腹休めと野菜不足を、この辺で補う昔の人の食生活の知恵であろう。
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな(かぶ) すずしろ(だいこん)これぞ七草」歌のようにして覚えさせてくれたのは、祖母だった。
昔は野原で摘んできたのだろうが、今は、スーパーでセットにしているのを買ってきた。
「JA西条・生産者・戸田伸」とパックに書いてある。
愛媛県産で、西条市の、うちぬき水使用とあるが、そういう水で育てたのだろうかと想像する。
このように生産者が見えるのは何か嬉しい。
パックの裏には、七草粥の作り方も書いてあるので、若い人でも、美味しく作れそうだ。
このような日本ならではの食の慣わしは、私にとって、亡き母や、祖母を偲ぶ懐かしいものである。