午前8時30分にゴンドラが動き始める。
それまでのたっぷりある時間に、洗面、着替え、朝食などゆっくりとすることが出来る。
施設内の全てが、清潔で、ゆったりとしているのは、ありがたい。もうこの年になると、時間を惜しむようにがつがつ行動するよりも、自分のペースで行動するのが身に合っている。
8人乗りのゴンドラに、待つここともなく乗り込む。次第に高くなる位置から開けていく視界のパノラマに目を見張る。
乗鞍岳を背にして御岳山に向かう感じである。
雪を被った乗鞍が一際綺麗である。
子供がまだ小学生と幼稚園の頃、夏休みに夫と4人で登った日のことを思い出す。もうすぐ頂上というところで、ガスがかかり、私だけガスの晴れるのを待って登ったら、子供たちは、ケルンを真似て石積みをしながら待っていたのだった。あの頃から已に、私は自然の変化を怖ろしがる臆病な素質だったのだと思う。
乗鞍の裾を固めるような山並みの襞が、まるでモザイク模様のように朝日の中で、面白く形作っている。
入る限りに視界を楽しみながら、フライングチャオ山頂駅に着く。
それまでのたっぷりある時間に、洗面、着替え、朝食などゆっくりとすることが出来る。
施設内の全てが、清潔で、ゆったりとしているのは、ありがたい。もうこの年になると、時間を惜しむようにがつがつ行動するよりも、自分のペースで行動するのが身に合っている。
8人乗りのゴンドラに、待つここともなく乗り込む。次第に高くなる位置から開けていく視界のパノラマに目を見張る。
乗鞍岳を背にして御岳山に向かう感じである。
雪を被った乗鞍が一際綺麗である。
子供がまだ小学生と幼稚園の頃、夏休みに夫と4人で登った日のことを思い出す。もうすぐ頂上というところで、ガスがかかり、私だけガスの晴れるのを待って登ったら、子供たちは、ケルンを真似て石積みをしながら待っていたのだった。あの頃から已に、私は自然の変化を怖ろしがる臆病な素質だったのだと思う。
乗鞍の裾を固めるような山並みの襞が、まるでモザイク模様のように朝日の中で、面白く形作っている。
入る限りに視界を楽しみながら、フライングチャオ山頂駅に着く。