カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

北の国からの贈り物

2005年01月24日 | ★ 日々の呟き

富良野から一つの小包が私の元に届いたのは少し前の事であった。
木目の綺麗な白木の箱。上蓋のつまみは、富良野の林の中の木の小枝。
蓋には「ニングルテラス」と焼印が記されている。
「HAPPY BIRTHDAY」「お祝いにちょっとひとこと・・・」と、可愛いクマさんのイラストのメッセージが、なんとも暖かい。送り主の優しさにとても幸せ気分になる。

蓋のつまみを開けると、オルゴールである。
早速ねじを巻く。
「北の国から」のメロディーが流れてきた。テレビで見た、富良野の雪の風景が目に浮かぶ。
週1回の放映、それに続く特別番組を、何をおいてもテレビの前に座ったものである。展開されるドラマと登場人物のほのぼのとした暖かさ、その背景である富良野の自然の美しさにいつも魅了されていた。

69歳の誕生日の、素晴らしいプレゼントに感激し、涙腺の緩んだ瞼があつくなる。
オルゴールの甘い優しい音色が、ねじを巻くたびに、富良野へと私を誘ってくれる。このメロディーを聴く度にさまざまな北の国の世界に浸れる楽しみが出来る。
(この呟きは、当日書くつもりでいたが、大掛かりなメンテの日であると知って、投稿できないかも知れない。
そう思って、今日の更新にすることにした)


コメント (7)
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お伊勢さん

2005年01月24日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
橋を渡り内宮に向かう。
広いお庭の松の見事な枝ぶりを右手に見ながら、サクサクと砂利道の長い参道に入ると、両側の古木が頭上を覆い空が狭くなる。ひっきりなしにお参りに人が続く。
踏みしめる砂利の音だけが、参道に溢れる。神域の中は静かだ。


内宮の拝殿への石段は、凄い人だ。一番前にたどり着くまでに、かなり時間がかかった。
20日過ぎてもこんな状態だから、お正月のお参りは敬遠してよかったと思う。
今あることを感謝し、1年の無事を祈る。
コメント (4)
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