カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

この歌が・・・ 堺市 8

2006年02月10日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

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西本願寺堺別院
木造建築物としては、堺市でもっとも大きな建物であり、大阪府の史跡指定になっている。
明治4年から14年まで、ここが堺県庁として使用されていたとのことである。
山門の彫刻の見事だ。
この山門の前には、大きな標柱石に「明治天皇聖址 堺県庁址」と刻んでいるのは、明治10年、天皇がこの県庁に来られたことを記念して建てられたのだとパンフレットに記されている。


『劫初より 作りいとなむ 殿堂に われも黄金の 釘ひとつ打つ』


葛城古道にある九品寺の本堂前の縁に、さりげなく置かれている木の札が、与謝野晶子の短歌であったことをFEFEさんが、コメントで教えてくださったことがあった。
おそらくこの寺の住職が書かれたものだろうが、私は、千体佛の参道のほうにある立て札に注意を払っていて、はっきりと覚えていなかった。

その短歌がこの、西本願寺堺別院の境内に歌碑として建立されているのを見ることが出来た。
その歌碑の前に立ったとき、なんだか宿題が解決したような不思議な気持ちになった。

コメント (12)
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