
両側には、見事な松林がある。
元々、白砂清松の地であったが、砂浜は、埋め立てや護岸のためなくなり、松林は昔の姿を留めて、現在公園になっている。
約5500本の松が植えられており、名勝百選にも選ばれている。
松食い虫の被害にもあわずこんなに見事な清松の景観を保っているのは、管理に大変な努力を払っているだろう。

明治の初め、士族授産のための伐採が計画された時、大久保利通が見るにしのびず、松の伐採が行われなかったのだ。その時に詠んだ詠の碑が「惜松の碑」として、松林を見守るように残っている。


枝振りのいい松が沢山ある中で、この「鳳凰の松」と名づけられた松は、枝振りが、空を飛ぶ伝説の鳥 鳳凰の風格を持つように威風堂々と見える。