カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

朱に包まれて

2006年02月26日 | △ 旅 あれこれ ドライブ



ベゴニアガーデンに足を一歩踏み入れた途端、目の前に広がる朱色の色彩に圧倒され歩みだすのを忘れてしまった。暫く、その豪華さに見とれた。他の色彩もあるのに、鮮やかな朱色の存在が迫ってくる。


吊り花も、これがベゴニアかと驚きが先に走る。
七段飾りになった壁面の花は一鉢に一輪の花を咲かせ、全てが大倫である。


吊り花の隙間から見上げた天井は、朱色花天井といった感じで、頭の上からベゴニアの精に歓迎されているように思う。


ここでは、六段の棚に並んだベゴニアの上に、吊り花が被さるように、壁面全体を覆いつくして、豪華さをさらに演出しているようだ。
こんなに大いなベゴニアを目にしたのは初めてで、それらに飾られた空間の中にいる私は、わくわく気分で、ゆっくりゆっくりと、花を見つめながら歩む至福の時を得ていた。


この空間の中を、花に近づいたり離れたり、とにかく楽しい。
時間をどこかに置き忘れてしまったようになる。


コメント (21)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする