カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

 やっと出会えた人 晶子立像 堺市 5

2006年02月07日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

堺駅西口に空に伸びるように立つホテルの前に、私がこの街を訪ねたかった一番の目的の人が、ホテルに真向かうように立っていた。


堺市の友人から「与謝野晶子文学碑めぐり」というパンフレットを貰ったのは、かなり前だった。
いつか訪れてみたいと思いながら、やっと来ることが出来た。
手に持っているのは色紙だろうか知的な姿が、早春の光の中で輝いていた。


『ふるさとの 潮の遠音の わが胸に ひびくをおぼゆ 初夏の雲』
立像の台座には、この和歌が刻まれている。
ふるさと堺を後にして、すでに上京して、文学活動に専念していた頃の作品と思われる。



コメント (10)
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