堺市宿院町4丁目に堺市立女性センターがある。このセンター内に、大理石で作られた晶子像があるとのことで訪ねた。
市内の学校内に5つの歌碑があるのだが、学校はたぶん自由に入れないだろうと、今回は訪問外においていた。
しかし、女性センターなら『来るもの拒まず』と思った。
予想通りで、年配の方が沢山出入りしていた。女性を支援する場であると感じた。
台座に彫られているのは、短歌ではない。
『すべて眠りし女、今ぞ目覚めて動くなる』
パンフレットの「与謝野晶子プロフィール」を抜粋すると、
男女平等の是認
女子に対する大学教育の開放
職業婦人養成の普及
などの女性の地位向上にも積極的な評論活動を行い婦人参政権など女性解放運動にも参画した。
女性センターに晶子立像があり、台座に彫られた言葉の意味をしっかりと受け止めることが出来た。
『地はひとつ 大白蓮の 花と見ゆ 雪のなかより 日ののぼるとき』