カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

境内の巨石

2006年12月18日 | ☆ ふるさと・大和


境内に入ると、多宝塔の前辺りの敷地に、このような大きな石がある。



大きさも形も様々である。
しかしどの石も上が平らになっている。



ぐるっと回って見ると、「大塔礎石」の立て札があった。
建立当時にあった大塔の礎石なのだと分かったが、礎石といえば今まで目にしてきたのは、石の真ん中に柱を立てた丸い後が、くり抜いたように残っているものばかりだったので、この礎石の上に建立されていたであろう塔は、どんな建築だったのかと想像も出来ない。





礎石とは別の場所に、梵字の彫られた大きな石が二つあった。
梵石と言うらしい。
「弘法大師の石」
ここにはそう書かれていた。
梵字も、弘法大師の印の文字であるに違いないが、全く分からない。

弘法大師の梵石

薬師如来の梵石

もう一つは、薬師如来の石である。
二つとも立派な石である。
石に顔があるとすれば、いい顔をしている。

苔など生えていないところを見ると、案外新しいのではないかと思ったりする。

とても手入れの行届いた境内で、黙々と年配の男性が箒を手にして働いていらした。

コメント (11)
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