![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/23/88cfe24b22a457e56886a4b99c0c8fc2.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/29/9cc92e0f9d34ac3825ffe79fe66b610f.jpg)
しかしどの石も上が平らになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b3/d69527b95489306155f7d55d71633051.jpg)
建立当時にあった大塔の礎石なのだと分かったが、礎石といえば今まで目にしてきたのは、石の真ん中に柱を立てた丸い後が、くり抜いたように残っているものばかりだったので、この礎石の上に建立されていたであろう塔は、どんな建築だったのかと想像も出来ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a6/a4c97fa1c707b6985b9aa7293edddcd7.jpg)
梵石と言うらしい。
「弘法大師の石」
ここにはそう書かれていた。
梵字も、弘法大師の印の文字であるに違いないが、全く分からない。
![弘法大師の梵石](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/1d/ed13bd839569a6978bb1efc106792ab0.jpg)
![薬師如来の梵石](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/81/9a7fbcb972c83e88f300fa3f6270327b.jpg)
二つとも立派な石である。
石に顔があるとすれば、いい顔をしている。
苔など生えていないところを見ると、案外新しいのではないかと思ったりする。
とても手入れの行届いた境内で、黙々と年配の男性が箒を手にして働いていらした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/a3/b8a6bd54559cd5046740e1cd7b6dbb6e.jpg)