カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

タイサンボクの花

2007年06月17日 | ☆季節

民俗公園の散策を十分に楽しんだ。
矢田丘陵に吹く緑の風が心地よい。
風が香りを運んできた。
大山蓮華に似た香りだが微妙に違う。
甘い香りに導かれて見上げた高木のあちこちから顔を覗かせている真っ白な大きな花を見つけた。

「泰山木(タイサンボク)は上品で風格のある木である。かなり成長してから花が咲くようになるが、春の白木蓮や初夏のホオノキと同じような大きな白い花を付ける。モクレン科を代表する花である。モクレン科に属するものは、前述の他、コブシ、オオヤマレンゲ、タムシバ、ユリノキ、などがある」


図鑑では上のように書かれていた。
中学校の時、校庭の隅にタイサンボクがあった。
しかし花の記憶がないのは、まだ若木だったのだろう。
今年は、白木蓮、辛夷、大山蓮華、ユリノキと、モクレン科の花の季節を楽しんだが、大和郡山市矢田の民俗公園で、まるでモクレン科の女王のような花との出会いがさらに印象深かった。

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ふうわりといい香りが頭上から
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コメント (6)
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