
それと同時に樹木の梢に沢山の黒い鳥影のあることに気が付いた。
一瞬の風景だが、目に焼きつくように残った。
所用で大阪に行ったので、朝のウォーキングが出来なかった分、この池の畔を歩いてみようと、駐車場と反対の正面出口から橿原神宮へと歩いた。
周りの木々を映して池のある風景は、雑踏の中から帰ってきた目には、ほっとするものがある。
ねぐらのあるらしい一際高い木から、鳥が飛び出しては池に入り、水面を移動するのが面白い。
動き回っているのは鵜である。
時々白鷺や青鷺も来る。
カメラではとても追えないので、彼らの動きを見ながら散策した。
白鳥が1羽橋のたもとでゆったりと動いていた。

神社の燈籠は、社殿の屋根を模している。
反りが美しい。
お正月の人ごみの時と違って、ゆったりとあたりを見るゆとりがある。
たまにはこのような機会に場所を変えてのウォーキングもいい。
夕方の参道は静かで、荘厳な感じだった。

