カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

柳生の里・芳徳禅寺

2007年06月25日 | ☆ ふるさと・大和

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柳生家代々の菩提寺・芳徳禅寺へ
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市営駐車場に車を置いてそこから長い石段を登る。
途中正木坂道場の辺りの右の山際に「念ずれば花ひらくなる必ずや柳生街道来ます日待たむ」の歌碑がある。
さらに登ると、柳生宗規が父石舟斎の霊を弔うため、沢庵禅師を開基として建立したといわれる、柳生家の菩提寺・芳徳禅寺に辿り着く。

ここは元柳生家の居城の跡地といわれ、柳生の里を一望の下に見下ろす山王台上にある。
かきあげ城として地の利を得ている自然の天守閣といえる。
争乱の世に、大和、山城、伊賀の国境に位置し動静を窺うには、最適の地だったことだろう。



GIFアニメ5画像

柳生家に纏わるさまざまな資料が展示されている資料館の廊下伝いに、本堂を拝観する。
回廊式の広い廊下で角度を変えた庭が、本堂の中から見え、建具を介して目にする風景に趣がある。

花菖蒲園の人の賑わいの後だけに、訪れる人も稀なこの時期の芳徳禅寺に、「心の修行の場」のような気配を受けた。

コメント (16)
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