


まして今までカメラで捉えたことがない。
岡山駅に着いて、倉敷方面行きの電車を待っている時、車体いっぱいに可愛い漫画のキャラクターを描いた電車が入ってきた。
時刻表で見ると、アンパンマン列車という愛称らしい。
これに乗るのではなかった。
高知へ行ってしまう列車だ。


チボリ公園は初めてである。
駅構内を出るとすぐ前に、お伽の国のような建物が見える。

|
倉敷には何度か来ているが、倉敷チボリ公園に来たのは初めてだった。
好天に恵まれすぎたような暑い日だったが、大きな木々が優しい木陰を作り、好きな場所で、好きなだけ花を眺め小鳥の声を聞き、色彩の美しさに安らぎを覚える豊かな時間を過ごすことが出来た。


それらの建物は、チボリ公園が出来た当時の、19世紀デンマークの街並を再現した「オールドコペンハーゲン」など、 歴史あふれる外観の建物であると、案内のパンフに書かれていた。


このような水のある風景は、ベンチに座っていつまでも眺めていたくなる。


これらは、森と花と水のある風景に溶け込んで、乗らなくても見ているだけで楽しくなる。
園内には、夜の雰囲気を思わせる電飾の施設がいたるところで目にしたが、それらも、昼間の公園を眺める邪魔にならないデザインの配慮がされていた。
夜の園内を見たらまたムードの変わった魅力があるだろうと、いつか来て見たいと思った。
また、感じのいいお兄さんや綺麗なお姉さんが、立ち止まっていると、適当に親切なガイドをしてくれたことも、好印象だった。
「デンマークで育った、憩いと触れあいの倉敷チボリ公園」というキャッチフレーズに納得した楽しい所だった。


