阿弥陀如来が岩組みの上段で、藁被りの美しい乙女を見渡していらっしゃる。
ひときわ大きい仏様なので、浄土庭園の散策をすると、どの位置からも、阿弥陀様と出会えるような安心感に包まれる。
地蔵菩薩の石像と冬牡丹
石彫「くりから龍」この辺りの渓流は現世を表現しているとのことである。
ここから次第に上に歩むと、上の画像の浄土を表す庭園へと続く。
その浄土庭園に咲く冬牡丹たちに集合してもらった。
浄土庭園には、阿弥陀如来をはじめ、数多くの石仏が訪れる人を、思わぬところで待っていてくれる。
私が一番好きだと思ったのは、この仏様である。
好きというか、いつまでもこの仏様の前に立っていたい気がする。
和やかな雰囲気に癒されている、何処のお寺に行ってもそこで好きな仏様と対座できるから、理屈なしに無邪気な心で、挨拶の手を合わせる。
