カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

信州の旅つづり そば処 ごほーでん

2012年01月21日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
今日は大寒 週間予報を見ていると、相当な冬将軍がやってきそうである。
しかし先週体験した信州の寒さを思って、凌げそう。


寒い時の食事は温かいものに限る。
北アルプスから吹き降ろす風の中を歩いた体には、眼鏡が湯気で曇るような熱々のおそばが何よりだ。
有明山に雲の鉢巻がかかったとき、その温かいそば処の広い駐車場に車が入った。



日の入りがいくらか遅くなったとはいえ、辺りには夕闇が迫りつつあった。
「宿泊 そば」の看板を1階の軒に掲げた、レンガと木材の古民家風の建物だ。



お蕎麦の前に出たわさびの茎漬けの美味しかったこと。ついお箸を持つ手が伸びる。
ロビーにおいていたパンフを見ると、お蕎麦については次のように書いてあった。
「北アルプスの天然水・石臼挽きそば粉・つなぎのみで打ったこだわりの自家製麺の信州そば(2:8)をご堪能ください。」
食べかけて「写真・写真」に慌ててカメラを出したが、実に美味しいそばだった。





建物が古民家風だったので、移築したのかと思って聴いてみたら、オーナーの拘りで、古民家風だが木材も全て建築の際の新しいものを使っているとのことだった。



どっしりとした重厚感のある古民家作りの農家民宿、「ごほーでん」の名前の由来を知りたくて検索してみると、
「当店の位置する場所は、御法田(ごほうでん)という地名からきております。分かりやすく、ひらがなにしました。」とのことで、この辺りの地名にも何か結わくありげだなぁと、初めてのところに行くと興味がどんどん広がっていく。
コメント (2)
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