「琵琶湖南部に隣接する三角形に突き出た烏丸半島の湾に13haに渡って蓮が自生、一面に見事なピンクの大輪の花を咲かせます。」見渡す限り湖のず~と向こうまで、緑の蓮の葉と淡いピンクの花で、埋め尽くされている時に、訪れた感激は忘れることができません。7月だったか8月だったか、とにかく盛夏でした。
今はもう9月、緑の葉の見事さはあっても、ピンクの可憐な花には出会えないものと思っていました。
9月1日撮影
7月から8月の中ごろに来ていたら、この百日紅のピンクのような蓮の花が、目の前の湖を覆っていたに違いなかっただろうなぁと、少しだけ残念に思いました。でもようく見ると、確かに花は咲いています。
近江富士を中心にして植木の間から覗いて見ますと、花はわずかに見えます。
百日紅の花に囲まれたこの岩の上に立って、カメラを振りながら見える範囲を写して行きました。
引き寄せてみると、確かに名残の蓮の花でした。
ここまでは、水生植物園みずの森から見た、蓮の群生地でした。緑の中に所々にまだ花が咲いて待っていてくれたのです。
蓮の花はもうすでに終わっていると思って、全く期待をしていなかっただけに、所々に見える花と、濃い緑の葉が、湖に浮かぶように見える様は、広々とした琵琶湖風景の、とても魅力的な一部分です。