茶房おふさでは、縁側を広く開け放して「鯉の池」や「円空庭」をゆっくりと眺めながらお茶をすることができる。
今庭の木々の若葉が綺麗で、バラの賑やかな色彩とは違った静寂があり、時々池で跳ねる鯉の水音が聞こえる。
円空庭を望む廊下のこちら側の突き当りが茶室で、この茶室にも芸大生の作品が、茶室を生かして展示してある。
境内のバラを楽しんだあと、北側にある茶房おふさに立ち寄って、円空庭を眺めながら、緋毛氈の敷かれた座敷で、暫く休憩するのが習いである。冷たいバラジュースが喉を潤してくれる。
今年も、奈良芸術短期大学作品展を開催中で、茶房の座敷、廊下、茶室で作品の展示が行われている。今年は4回目とのことだったが、最初の時から、作品展の開催のお知らせがあると、鑑賞させてもらっている。
昨日5月21日の夕日と、同時刻の月
西 中空