花の道の緩やかな坂を登っていくと、馬見丘陵公園内で、今一番華やいでいるバラ園にでる。
私は菖蒲園から登って行ったので、バラの中でももっとも存在感のある色彩のバラがすぐ目の前に広がった。
赤いバラの後ろには白いバラが植栽されているので、お互いに引き立てあって、緑の芝生の中で美しく咲いている。
訪れたのは5月27日で、入梅前の暑い日だったが、公園散策の人たちが多い。
車椅子の人に優しく語りかけながら、バラを背に写真を撮っているグループがあちこちで見られた。車椅子の人も晴れやかな表情でバラの香りと花を楽しんでいる様子が、押している人との語り合いに見られて、傍を通る私まで楽しくなってくる。
菖蒲園では、まだこれから先に園内全体の花菖蒲を見られるという時期だったけれど、バラ園は春のバラが華々しく迎えてくれたことに気分は次第に、ばら色に染まってくるとでも言えそうだ。
赤いバラを中心にに今回は大きい写真をUPしたが、バラ園を散策していくうちに見かけた、華麗な花たちに集合してもらった。
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