先日NHKで洞川の放映があった時、五代松鍾乳洞行きの、トロッコの出発駅がこの採水場から道路を隔てた所である。今日は平日だったので鍾乳洞へ行く人が少ないらしく、トロッコは一度見ただけだった。私は、面不動の鍾乳洞へは行ったことがあるが、この五代松鍾乳洞には行っていない。急斜面を登るトロッコを見ると、怖がり屋の私は行く勇気がない。
昨日久しぶりで洞川へ行った。ごろごろ水がもうすぐ底をつきそうなので、梅雨に入る前に、軽自動車を出してくれる人にお願いして、家中のタンクと息子の友人のタンクまで預かっての水汲みだった。五條の気温は30度近くで照りつける太陽は、痛いようだったが、洞川の道路の気温表示を見ると、23度で「関西の軽井沢」と言われる涼しさを体感する。
長い時間をかけてタンク全てを満タンにしてから、ごろごろ水のコーヒータイム。これで一息ついて眩しいくらいの青葉をゆっくり眺める。
着いた時にはどの蛇口も車で埋まっていたが、お昼前のこの時間になると、みんな汲み終えて下山して行ったらしい。
相変わらず県内のナンバーと同じくらいに他府県ナンバーの車が来ている 。しかも平日だからかなり高齢者がが多い。
水に拘るのも高齢者だし、それを手に入れるためには、少々遠くても、美味しいごろごろ水を求めて、遠方からでもドライブがてらの採水となるのだろう。
暫く来なかったら、採水できる駐車スペースが川側にもできている。それだけ多くの人が採水に来るのだろう。平日の空いているような時間帯に気ままに出てこれるから、いいものを 週末とか休日にしかこれない人が集中する時があるのだと、息子から聞いていたので、それに対処して採水蛇口を増やしたのだろう。
途中の山の中には、崖から道路に上のような白い花がまるで道の両側を飾るように、咲いている。
ウツギ,ズミ、ガクウツギ。どれがどれだか分からないが、とにかく今の山道はこんな花が美しい。
下山していくにつれ暑くなって、クーラーを時々入れたり、窓を全開したりしながら帰途に着いた。
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