昨日24日の朝日が少し登った時の東の空です。
黄砂が来るとの予報でしたが、向こうの山は多分黄砂のためでしょう、ぼやけて霞んでいます。
カメラマンHさんの所属するグループも含めて、奈良市内の写真愛好家の人たちの合同展覧会 のお知らせを頂いて、奈良県文化会館へ行ってきました。
作品を見乍ら、テーマや、作者の狙い、撮影方法、撮影技術などについていろいろ教えて頂くことがいっぱいでした。
私の写真はいつもその時の感動をカメラに収め、人への訴えよりも自分の記録といったような写真ばっかりですので、こんないい作品を見乍らのお話はとても勉強になりました。
写真に関わっている人の鑑賞は丁寧で、じっくりどの方も作品と向き合っていました。
思わず惹きつけられた鹿の群れの題は「アッUHOだ!」草を食む鹿と、首を伸ばして天を仰ぐその瞬間をとらえたシャッターチャンス。作者の呟きが鹿の呟きとなって生き生きとした作品となっていました。
Hさんの作品です。繊細なものと夜明けの大極殿を覆う朝焼けの力強さが、同じテーマに拘りながらいつも素晴らしい作品をブログで拝見していますので、静と動の作品の象徴のように思いました。
一作づつを撮りました。
展示場の光線の加減で写している自分が入ったり、鑑賞している別の人が写ったりして、私の写真にはうまく入らず、いい作品を十分に写せず申し訳なくなってしまいました。
凄い朝焼けです。1日の始まりの勢いが、画面に満ち溢れています。
沢山のいい作品との出会いは私の心に豊かなものを与えてくれました。自分にはできなくても、素晴らしい写真をみる感動は何かの糧になるに違いありません。
Hさんと文化会館の前でお別れしてから、わたしは足の疲れもあったのであまり遠くへ歩く自信もなくて、依水園へ行ったのですがあいにく休園日でしたので、そこから戻り好きな白壁のある画像を写しました。
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