3色目は、ピンクです。ピンクは幸せの色だと思います。
殆ど満開に近い開花状況です。初めて訪れてこのような満開の梅が迎えてくれたのは、実にラッキーでした。枝垂れている枝先まで咲いた花のピンクが、ここに辿り着いた早春の幸せの時間に溢れているようです。
高齢の人と出会いますと、どちらからともなく「こんにちは」の挨拶をかわすのも、ピンクの優しさの魔法のようです。
ピンクの枝垂れの中に時々白梅の木も交じっています。白の方が開花が少し遅いようです。
梅は桜のように早々と散らないので、まだ暫くはこの美しい花を楽しむことが出いることでしょう。
梅の木立の間から、菜の花の黄色が散策するたび、どこの位置からもよく見えて存在感を表しています。
梅の花の色は幸せ色の上に、かすかに甘い香りが園内を歩くごとに、香おりの衣を着せてくれるようです。