カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

春のおとずれ

2015年03月02日 | ☆ ふるさと・大和

 

  

浮雲園地

 浮雲園地から右手前は、新公会堂・中央なだらかな山は1月に山焼きをした若草山です。茶褐色の山肌が若草色になるとき春本番を迎えます。

 

 

早咲きの梅でしょうか、紅梅が緑の中に映えます。

「シカ君はいポーズ」 

 

 

 

興福寺境内の本坊前には、2007年建立の会津八一歌碑があります。

 

 

会津八一は、明治41年はじめて奈良を訪れたときは、転害門近くの對山楼に泊まりました。
對山楼跡地は、現在、「子規の庭」として公開されています。
会津八一が大正10年に奈良を再訪したとき、登大路の日吉館に宿泊しました。
以後、日吉館を定宿にします。

日吉館は、1995年廃業し、2009年6月には取り壊されました。
同地にあった会津八一歌碑2基は、1軒右隣の飛鳥園の庭園に移設されています。

学生時代にコンパや飲み会などの、和歌山線や桜井線通学の当地からの集まりは、大抵日吉館でした。懐かしい思い出が日吉館には沢山あります。 

 

 

 

  

駐車場のすぐ近くまで戻ってきましたので興福寺でゆっくり境内を楽しみました。

日本第2の高塔で50.1mだそうです。 

 

    

青空の中に高く存在する相輪を、再建中の金堂の土台にもたれて眺めました。

 

 

 

空を見上げれば、興福寺の境内を見下ろすように、春の柔らかい雲の流れがありました。

二月堂のお水取りの行が始まっています。これが済むまでは、奈良に春は訪れないと言われています。

この日の気温や空の色は、すっかり春模様でした。三寒四温の繰り返しの後の温かい春が待たれるこの頃です。

2月25日撮影 昨夜pcの調子が悪くて、投稿できませんでした。今朝はなんとか動いています。   

コメント (4)
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