カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

彼岸の入りにお墓参り 宝満寺

2015年03月18日 | 我が町

 

 

午後からお天気が悪くなるようでしたのと、髪のカットに美容院へ行く予定がありましたので、家事を早く済ませて、先ず実家のお墓のあるお寺へ行きました。

歴史的建造物のある新町通りに、お寺の駐車場があります。駐車場の前は「まちや館」の美しい塀です。

その中から枝垂れ梅が見頃の花を咲かせています。

この町屋は、初代保安庁長官、木村篤太郎さんの生家です。

 

 

宝満寺です。

 

 

墓参を済ませた後、お寺の横の入り口から出ました。

 

  

新町通りで買いたいものがあったので、車は置いて少し歩いて戻りました。

 

市口薬局の看板には、享保元年創業と書いてあります。

 

 

橋を渡ると、連子格子に続く板塀は、江戸時代から連綿と続く酒造業「山本本家」です。 

 

 

山本本家の板塀の前、新町通の一つの顔のような「餅商 一ツ橋」です。看板の文字が大正時代創業のままの右始まりであることは、当時の面影を残しています。

 

  

その日のうちに売り切れてしまうのが一ツ橋のお餅です。亡き夫が入院中病院に来る時一ツ橋の焼餅を持って来て欲しいとよく言ったものです。この日は早かったので、いつもよりたくさん並んでいました。帰ったらお仏壇にお供えしようと、買って帰りました。

 

  

 

宝満寺辺りには、細い路地が沢山あります。どこへ行くにはどこを通れば近道かなど、子供の頃に遊びの圏内だったので、お墓参りの序にその辺りを歩くのが懐かしく、ちょっとした時間を利用して、路地歩きなどするのが楽しみです。

コメント (4)
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