カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

賀名生の里 新しい藁屋根に花かんざし 堀家の風情

2015年03月30日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 

 28日・桜井の鹿華苑からの帰りに、あまりにお天気がいいし、車の中はクーラーが欲しいくらいなので、友人が「きっと賀名生の枝垂桜が咲いているから見に行ってみよう」と言ったので、友人の家も通過して、西吉野町賀名生へ行った。

土曜日でもあり、山の辺りにも人が多く見える。花はもうちょっと先の方が美しいに違いないようだ。しかし資料館から見た堀家の枝垂桜は古木の存在感をしっかり見せていた。

今が見頃・「来てよかったね。」と友人の判断の的中に感心した。

後醍醐天皇ゆかりの、その当時は皇居であった堀家は、屋根の葺き替えをしたらしく、朽ちたような色だった昨年と違って新しい藁の香りのしそうな色合いの屋根が、優しい枝垂れの向こうに望める。

  

以下撮影場所を替え乍ら、まるで花簪のような枝垂れと、堀家の屋根の佇まいを好みの方向から撮っていった。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

  

資料館から国道方面の土手を見ると、斜面一杯にレンギョウの花が咲いている。やはり黄色い花は目に付き惹かれるものがある。

資料館の上の方の染井吉野の蕾もかなり膨らんで、桜の木のあるあたりが全体にほの赤く見える。

今年は梅も桜も一緒に春の歌を歌い出しそうだ。 

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コメント (6)
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