町のひまわり園の花の開花したころ、我が家の東の小庭に、息子がヒマワリの種を撒いた。
こんなに遅く撒いたら、花がきちんと咲くのかしら「植えないで文句ばっかり言うな。」と叱られそうなので、黙って花の育ち具合を見ていた。夏の終わりの高温の日が続いたせいか、ヒマワリはどんどん成長していった。
どの子も東向いて咲くので、この部屋へ行くと、後ろ姿しか見えない。
しかしバックシャンだと温かい目で眺めていた。
双子ちゃんは競い合うようにまるで背伸びをして、外の景色を眺めているようで可愛い。
1番先に咲いたのだけど、土砂降りの雨の次の日に、力尽きたように茎を曲げて花は方向転換をしてしまった。それでも精いっぱい耐えて、枯れないまま種をしっかりつけているのがいじらしい。
同じ日に撒いたのに、種の持つ成長力が違うらしく、大小さまざま。さまざまと言うほどでもないけれど、
息子の方のこの部屋に来て、季節はずれに咲いているヒマワリがあると、なにかほっとする。
この庭には、二人の孫とその母親がとても可愛がっていたQTAROがお骨になってねむっている。生前にQTAROの遊び場だった所で、ワンちゃんも大きいヒマワリを喜んでいそうに思う。
季節外れのヒマワリだけど、元気に咲いてくれた今年の夏ももう終わった。