カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

白鳳展

2015年09月20日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 

 

今日2度目の投稿。

県庁北側の駐車場から国立博物館まで、ごく近くなのにストックを車に置いてきたので、泣きそうになりながら一生懸命に歩いた。

地下道のスロープも痛めている膝には、相当の苦労だった。もし県庁に駐車できなかったら、おそらく展覧会場まで歩けなかったに違いない。係りの人の親切で、満車の立て看板の立てる1台前に車を入れることができ、空車の位置まで案内してもらえた。

このお蔭で、白鳳時代の、あいらしくうつくしいみ仏様との出会いを持つことができ、膝の痛さを忘れるほどの癒しに満ちた時間を頂けた。

私の体力で鑑賞できるのは、白鳳時代の仏様と決めていたので、その他の仏教美術を丹念に鑑賞するのは諦めて、信仰の心を開いての、それでも2時間は、御仏の世界にいる安堵のようなものに包まれていた。

奈良までの運転にも最初躊躇したが、会期の終了が迫るにつれ、どうしても1堂にこれほどの仏様との出会いはあるまいと、思い切って出かけて本当に良かったと、瞼の中に残っている愛らしく美しいみほとけを思い描いている。

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大変な落とし物

2015年09月20日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

彼岸花畑から、九品寺の石仏庭園を下に見ながら、塀に沿って九品寺の山門に行こうとしていた。

ふと、靴の裏に違和感を感じた。

どうも苦手な匂いだ。

 

よく見るとその辺り一面に公孫樹の実(銀杏)が一面に落ちている。公孫樹の葉が一緒に落ちているが、まだみんな緑だったので、まさか銀杏だと思わずに足を踏み入れた。

膝が悪いために、ゆっくりとしか歩けないので、これが元気な時のようにさっさと歩いていたら、すってんころりん、尻餅をついてとんでもないことになっていたに違いない。

まるで散り敷いたように落ちている。

もう木の実の季節になっているのだなぁと…なるべく踏みしめないように山門の方へ向かった。

コメント (2)
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