我が家の裏の田圃に、少し前から耕運機の音が聞こえるようになりました。
あの音を聞くとほっとします。
今年も裏の田圃が、耕作放棄田にならないで、稲作をすることの決意のようなものを感じるのです。
自分のうちの田圃でもないのですが、誰かが持ち主に代わって稲作をされることを、嬉しく思います。
そんな稲作の準備の音を聴いていますと、棚田では今どんな様子なのかと、ふと訪れてみたくなり千早赤阪村へ出掛けました。
中学校の敷地の中を通って棚田の見渡せるところに行きます。狭い坂道なので、休日の日を選んで行って来ました。
大阪で唯一の村の学校は、何か温かいものを感じます。
既に耕している田圃があります。農作業の始動は、かなり前から始まっていたのでしょう。
大きな機械は使えないので、棚田での作業は大変だろうと思います。
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段々畑の曲線の美しさが、自然の芸術作品のように見えてきます。
それぞれの田に水が入った時、田植えが終わって早苗が揺れる時。
うまく来合わせることができたらいいなぁと思いながら、棚田を後にしました。
立ち寄った道の駅の、テラスでコーヒーを飲みながら目の前の春景色をゆっくりした気分で眺めました。
至福の刻を過ごした春の1日でした。