船宿寺山門
「ウィキペディア」による船宿寺の由緒
寺伝によると、東大寺の再建に力を尽くした行基が葛城の地を訪れた際に夢枕に老人が現れ、「ここから東の山に船形の石がある。
その上に薬師如来像を祀るように」と告げられた。
行基は、これに従い、お告げ通りに発見された石の付近に庵を建てたのが始まりとされる。
船宿寺では、今「花まつり」が行われています。
R24の「船路」のバス停からお寺にかけての道筋の両側には、今を盛りとオオデマリの花が見事に咲いて、
訪れる人を招いてくれるように、花の重みで枝がしだれています。
その間を車でゆっくり通り抜け、駐車場に車を留めました。
車でなくて歩いていたのなら、その見事なオオデマリを、カメラに収めたのになぁ~~~
なだらかに見える坂ですが、山門前のこの坂は、細かい砂利が滑って、
登りはストックで何とか登ったのですが、下りはあぶなっつかしくて、受け付けの方が、
出てきてくださって、安心の手を差し伸べてくださいました。
感謝、感謝で、助けていただくことに、御仏のお心をいただいたような気がしました。
下から見上げたツツジ越しの本堂の屋根。
花に包まれて着せ替えをしてもらっているようです。
オオデマリと本堂です。
本堂に続く境内一面ヒラドツツジの刈込です。
年々よくお世話されているようで、よく育ってきています。
庫裏の前を通り過ぎて、本堂を見上げる位置に来ました。
白い大きく伸びた木は、オオデマリです。
船宿寺だけでなく、船路の地区では、庭先や門先のどこそこにでも、オオデマリの白くはじける
ような花を目にすることができます。
それはそれは見事です。
刈り込みのきれいなつつじの紅白が見ごたえあるボリュームです。
ヒラドツツジを裾にして、鐘楼の形良い姿に思わず立ち止まりました。
なだらかな坂の途中で立ち止まって、一息入れたのは、お地蔵さまと池の彼方の後ろの、山の連なりは金剛、葛城山です。
庭園の木々の間から、金剛山が見えています。
周りの木々の新緑がまぶしくて、5月の風が、木陰に入りますといい気持ちです。
2日間家籠りの暮らしでしたので、外に出ることに清々しさを感じます。