昨夜はひどい雨だったのを、今朝窓を開けてみて知りました。
よほど熟睡していたのか、風が吹かなかったからなのか、庭の水たまりが、大雨の証拠のように
見つめていました。
テレビでは関東地方が、激しい風雨の通過中とのニュースを報じていました。
ふと少女小説に夢中になっていたころに読んだ、その本の題を思い出しました。
「メイストーム」、直訳すれば「5月の嵐」です。
題名だけが頭に残っているのですが、内容も作者も全く覚えていない、本でした。
メイストームから連想したのは、バラ園の花たちに宿っている雨粒のことでした。
早速お房観音へと車を走らせました。
カメラも腕もバラの花たちに宿った雨粒を、うまく写せなかったのですが、
朝日に照らされて、きらりと光る雨粒に誘われて、「メイストーム」の名残を集めてきました。