カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

ヒナゲシの丘 馬見丘陵公園 ①

2019年05月17日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

馬見丘陵公園の南エリア、「春まちの丘」では、今ヒナゲシが色とりどりの花を咲かせています。 

 

 

(雛芥子(ひなげし)には、 虞美人草(ぐびじんそう)、 ポピー、アマポーラ、コクリコ

と沢山の名前があります。 

 

ここでは1番多く咲いている色は、赤いヒナゲシです。

地中海産の「鬼ゲシ」 (濃い赤い色のものが中心)。

 

ヒナゲシの丘に沿って、柔らかい感じのクローバが植栽されています。

 

近寄ってみますと、クローバに混じって、ニワゼキショウの可愛い花もいっぱいです。

 

こういう感じで、ヒナゲシの花のブースと、クローバの花の丘とが分かれていますが、散策するには、

足に優しくて、膝にも負担がかかりません。

  

黄、橙、白の 「アイスランドポピー」。    

18世紀に北極探検隊が 、 シベリアで この花を発見したことから、    

 ポピーといえば、 このアイスランドポピー のことを指すことが多いらしいです。

いずれも英名の  「ポピー」の名で親しまれています。

  スペインでは  「アマポーラ」。

  フランスでは  「コクリコ」の名で呼ばれています。

アマポーラも、コクリコも、もちろんヒナゲシも、歌として歌われているので、おなじみです。

 虞美人草と呼ばれる古代中国のお話(季節の花300から)

  項羽(こうう)と  劉邦(りゅうほう)の  最期の戦いのとき、  項羽は愛する虞妃(ぐき)と  ともに、

劉邦の大軍に  まわりを包囲された。  

項羽は別れの宴を開いてから  最後の出撃をし、  虞妃も自刃して殉じたが、  彼女のお墓に  ヒナゲシの美しい花が咲いた。

 そのため人々はこの花を  「虞美人草(ぐびじんそう)」  と呼んだ。  

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