カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

長岳寺 ④ 終章 放生池の対岸から

2019年05月11日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

大師堂・県指定文化財 正保二年(1645)

 

 

大師堂にお詣りして、暫く境内の石仏など見ながら、散策していましたが、

放生池の対岸へ下りて行きたく思いました。

ところが、下りの石段には手摺りがなく、石段の幅が非常に狭くて

一段ずつ降りるのを躊躇っていました。

ゆっくりゆっくり下りかけて三段目くらいで、尻餅をついてしまいました。

そこへ下から登ってきたご夫婦が、急いで両手を持って起こしてくれたので、下まで落ちずに済みました。

お二人は両方から支えてくださって、やっと放生池の対岸に着きました。

 

「せっかく来たのにここを写して帰らないと・・・」ご主人はカメラマンさんでした。

池に映り込んでいる、本堂の屋根と後ろの山の木の、新芽の重なりが実に綺麗でした。

 

本堂の前から見たカキツバタとは、また違った画像を撮らせてもらうことができました。

池を一回りする間石段で支えてくださったご夫婦と、いろいろ話しながら歩きました。

伊賀上野から来られているとのことで、このご夫婦にお会いできたことは、

仏様のお導きのように嬉しく思いました。

コメント (6)
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