カキツバタの一番美しい時に、お詣りできたことが何よりでした。
楓若葉の向こうに、重要文化財の楼門が見えてきました。
平安時代に建立された、日本最古の鐘楼門です。
弘法大師が長岳寺を創建された当初の唯一の建物で、上層部に鐘を吊った遺構があるので、鐘楼門と呼ばれています。
(受付で頂いたパンフレットに記載)
膝に故障のある私にとって、この石段の左の手摺りのお蔭で本堂のある境内に登ることができました。
長岳寺についての由緒の説明板なので写しましたが、文字がぼやけて読みづらくなっています。
本堂への石段にも、手摺りがありましたので、本堂にお詣りして、ボランティアガイドの方のお話を
聴かせて頂くことができました。
阿弥陀三尊・多聞天・増長天等の仏像の説明を、興味深く聴かせていただきました。
ことに、9枚の大きい地獄絵についてのお話は、人はいかに生きるべきかを心に留め乍ら、
この日のお詣りは、貴重な心の糧になりました。
本堂前の廊下から見た左右の庭園です。
本堂から出て、その前の放生池に映るカキツバタを、場所をかえながら、その美しさを心行くまで堪能しました。
風もなく鏡のように静かな池の面が、周りに咲くカキツバタをすっかりそのまま抱き込んでいるような、大らかな風景です。
更に境内散策が続きます。多分③として・・・