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「おはようございます!」
「おはようございます!!」と威勢の良い声が飛んできた。
野球のユニフォームを着た子達が、手に手にビニルの袋を持って、公園の塵拾いをしている。
「お早う。今日は試合があるの」
「いいえ、クリーン活動の日です」
「まぁ!ご苦労さんやね。ありがとう」
元気を貰ったような気持ちで2周目へと歩き出した。
この辺りから、手足がほこほこしてくるがまだ汗はでない。
3度目に彼らと出会ったとき、皆しゃがんで何かをしている。
私の顔を見ると、「小鳥が死んでるんです」「寒さに負けたのかなぁ」「可哀想やから今、埋めてるんです」てんでに話してくれた。
胸がジンとなった。
優しく温かい心を持った少年たちだ。
命を大切にする芽が育まれている。
「あんたたちどこの中学校?」
「中学生ですけど、ジュニアのチームで、合宿練習をしています」
チーム名を聞いて驚いた。
野球をしていた孫が3年間お世話になったチームの後輩たちなのだった。
いい汗をかいて、体も心も温まった昨日のウォーキングだった。
(カメラを持っていなかったので写真は携帯です)
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お孫さんも、この子達と同じチームで頑張られていたのですね。
冬休みでも、練習やら奉仕活動で、頑張ってくれて、
心やさしいですし、いい子に育たれることでしょうね。
励ましの言葉をかけて、分かれてからもすがすがしい気持ちになったできごとです。
今日は雨で歩きに行くこともできず、家の中のこまごました片付けなどしようと思っています。
朝から、いい話を伺いました。
最近の若い者は、なんぞというフレーズはぞんざい過ぎますね。
顰蹙を買う若い人はごく一部、真摯な若者のほうが圧倒的に多数を占めます。
お孫さんの出身校というのがanikobeさんにとって格別の喜びでしたね。
そうなのですね。
ニュースでは、暗い面が取り上げられているので、
「今時の若い子は・・・」なんて思うことが多いのですが、この朝の子達のような人が、きっと多くて、まだまだ捨てたものじゃない、次代を背負う若者の姿を見て、来る年に向かって大きな希望としたいです。
昨夜遅く社員寮生活をしていた孫が、帰ってきていますので、起きてきたらこの話をしてやろうと思っています。
anikobeさんが3周目に目にした、彼らの「小さな命」に対する心温まる行動には、ほんとうの優しさをに出会いさせてもらいました。
命の大切さを知っている彼らに拍手です。ありがとうございました。
イルカさんの「まあるいいのち」の歌を聴いてください。
http://jp.youtube.com/watch?v=i92gaD1U2-Q
イルカさんは、大好きな歌手一人で何度かコンサートにも行っています。
これを書きながら、「まあるいいのち」の次に、「なごり雪」も聴きながらのお返事です。
有り難うございました。