カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

冬の茶畑

2004年12月28日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

せっかく奈良に泊まったのだから、今日中に帰ればいい。
大阪に出ようか、琵琶湖に行こうか、・・・朝食の間、迷ったが、信楽に行くと決めた。
途中気温の表示が山間に入ると5~6度とかなり低い、午前10時を過ぎてもこんな状態だから、早朝の冷え込みはさらに低いことだろう。
茶畑を見上げると、まるで、裁縫箱の針山に、待ち針を刺した様な光景にであった。



両側の斜面がの茶畑が、皆そのように棒が高く立ち、先のほうで、風車のように回っているのもある。
霜が降りるのを防ぐ装置なのだ、上空の空気をかき混ぜるように動かせることによって、霜からお茶を守っている。
一斉に回るのは、早朝の最低気温の出る頃なのだろうかと、栽培の苦労や工夫を思う。




茶畑の丸みのある美しさは、いつ見てもいい。信楽への道を走る時、後ろに車がなかったら、できるだけゆっくりと景色を楽しみながら行くのが習いになっている。
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可愛い子供の司会

2004年12月27日 | ★ 日々の呟き

秋篠音楽堂でのコンサート第一部は、音楽堂子供コーラスと一般から公募した人達の、十七絃、ピアノの独奏、、ゴスペル、コーラス、ハンドベルなど、多彩な音楽を楽しむことが出来た。中でも、ハンドベルは、テレビでの演奏は見ていたが、実際に目にしたのは初めてで、耳で目で、楽しかった。



この一部の方の進行は、子供たちの可愛い司会で行われた。
それも一人の子がするのでなく、何人かが交代でマイクを持ち、演奏者の紹介など可愛い声でするのが、ほのぼのと暖かくて、良いなあと思った。

エンディングでは、一打一管のお二人も参加して、「聖しこの夜」を、日本語で、ついで、英語でと、会場の皆も一緒に参加した歌声が、会場に満ち溢れてた。
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再び 一打一管 クリスマスコンサート

2004年12月26日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

大雨の中の長谷の夜の野外コンサートに、すっかり魅了されて以来、この日を待っていた。

25日クリスマスの夜。
奈良、秋篠音楽堂でのクリスマスコンサートでは、♩「雪月花」 ♩「月と雲」♩「一打一管」の曲目の演奏を聴き、魂を奪われるような時間の流れの中で過ごした。


 

篠笛の井上真実さんの奏でる妙なる篠笛と、和太鼓の神奈川馬匠さんの、力強く、あるいは優しい響きは、会場にそれ以外の何者も存在しないような鎮まりの雰囲気だった。
クリスマスの夜にこんな素晴らしい音の世界にいることは、この上ない幸せであった。
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東大寺回廊

2004年12月25日 | ☆ ふるさと・大和

日暮れが早い。かなり西に傾いた太陽が、東大寺の長い長い回廊の屋根に一日の
最後の輝きを与えているようだ。
どこからか、鹿の鳴き声が聞こえてくる。

「おくやまに もみじふみわけ なくしかの こえきくときぞ あきはかなしき」
百人一首の猿丸太夫の歌を呟いてみる。
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法隆寺夢殿の宝珠

2004年12月25日 | ☆ ふるさと・大和

お寺を訪れることが好きで、車での行動範囲では、時を選ばず行くことが多い。
秋の終わりには、法隆寺で、奈良時代の建物である夢殿の前を暫く離れなかった。
聖徳太子の等身像といわれる、久世観音像が安置され秘仏であるが、丁度公開時期に訪れた喜びに満たされながら、美しい八角堂を飽きることなく見る。

真っ青な空の中に華麗な露盤の上の宝珠が、ことのほか美しい。
宝珠から四方八方に伸びる線は、仏の救いがあまねく人々あるようにとの観音様の願いとか。
いつか聞いたのを思いながら、宝珠と対座していた。
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