カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

大温室へ

2007年02月18日 | ★ 日々の呟き


大温室

石段の向こうの三角の建物が、大温室である。
今にも降りそうな空の中に三角の屋根が突き刺さっているようだ。
青空だと空の色がガラスに映って綺麗なのだが~~~。



温室の入口

温室の入口では、色とりどりの蘭のお嬢さんたちの出迎えを受ける。
外の風が冷たかっただけに、一気に夏の大気の中に入ったような気分である。



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マウスオン・ワンクリック・3画像

1枚目は金鯱・2枚目は奇想天外・3枚目はささめ雪

名前と姿の面白いのを3つ。
1枚目の、トゲトゲスツールは金鯱(キンシャチ)。
棘の色が金色に近いのでそう名づけられたのだろう。

2枚目は、その名の通り、ずばり奇想天外な形で伸び育っていく。
以前来た時も、名前を見るより先に「まぁ、変な形」と思わず声に出したものだった。

3枚目ささめ雪、なんと優しい名前を貰ったのだろうと思う。
葉の縁から出ている細くて白い糸のような状態から、ささめ雪をイメージできる。
3つとも和名なのが、それぞれをうまく表現したものと感心した。

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早春の黄色い花

2007年02月17日 | ☆季節



両側が梅林になっている、遊歩道に沿って菜の花が咲いている。
折からの強風にたおやかに揺れながらもすぐ元に戻る元気さ可憐だ。


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マウスオン・ミツマタ2画像

もっこりとした花びらは、早春の冷たい風の中で木の先に、くっついたように咲いていても、暖かそうに自分を守っている。
早春にふさわしい強さが見られる花である。
「季節の花300」には、下のような説明が書かれていた。


・樹皮には強い繊維があり、和紙の原料になる。
しわになりにくく高級で、
また虫害にもなりにくいので、1万円札などの
紙幣や証紙など重要な書類に使われる。
→ 明治9年に政府印刷局で三叉を原料として
紙幣を作ってから、三叉の利用度は非常に
高くなった。紙幣以外でも、証書・株券・
地図用紙・コピー紙など各種の紙とその
原料として幅広く使われている。
・「三椏」とも書く。「椏」は”あ”とも読み、
「木の股」の意味がある。

・「春されば まづ三枝(さきくさ)の
幸(さき)くあらば 後にも逢はむ
な恋ひそ吾妹(わぎも)」
柿本人麻呂

この花は万葉人にも歌われていることをこのたび初めて知った。



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マウスオン・マンサク2画像



マンサク
・春に他の花に先駆けて咲くので
”まず咲く花”ということでだんだんと
”まんさく”になっていったらしい。
また、花がたくさんつくので
「豊年満作」から命名されたとも。
欧米でも人気があり、
「魔女の榛(はしばみ)」
という名前もついている。
・2月25日の誕生花(満作)。
・花言葉は「幸福の再来」


季節の花300には、上のような説明がある。
花言葉もいいなぁ!
枝からひらひら黄色いリボンをいっぱい搾り出すように咲いたマンサクの花。
こんなに満開になっているのだから、もっと早い時期、寒さの中の開花だっただろう。
春を告げる黄色い花は、希望の光をひらひらさせている。

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早春の植え込み

2007年02月16日 | ☆季節

大阪府立「花の文化園」へ行った。
早春のどんな花と出会えるだろうか。
温室には今どんな花が咲いているのだろうか。
そんなことを思いながら、訪ねたのは春一番の吹いた日だった。
午前中は、風がきついものの雨が降っていなかったので、人の少ない園内をゆっくり見て回ることが出来た。



植え込み7画像

正面の「装飾花壇」である。
この花壇は、年に4回植え替えられて、季節の草花約2万株によって、装われる。
今は葉牡丹を囲むようにして、色とりどりのパンジーが植栽されていた。
暖かくなるにつれて、パンジーの株が張り、目地を覆いつくすだろう。
綺麗に植えられた花壇を見ていると絨毯のようになる日を思い楽しくなる。

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ノッポなビルと梅の木

2007年02月15日 | ☆季節




ノッポなビルと梅・7画像

大阪城梅林のどの位置からも見える一際高いビルがある。
クリスタルビルと呼ばれている。
この日のように晴れた空の下では、スカイブルーの姿が綺麗だ。
クリスタルビルとその東に立つビル群を、梅林の中から撮った。

昨日は、お城と梅、今日はビルと梅。
写真の整理をしながら、二つのグループに分けてみた。

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大阪城梅林 梅の花でお城の着せ替え

2007年02月14日 | ☆季節


大阪城の梅林では、梅の木に、それぞれの名前の札が掛けられている。

しかし、私は赤、白、黄と、今回は大雑把なわけ方で、お城と梅の組み合わせを変え、梅林を散策しながら、カメラ目線を決めていった。

まだ五分咲きの梅林だったが、暖かい休日の午後とあって、相当な人出で人の頭を避けるのが難しかった。

梅林と内堀を隔てたお城は、金の鯱と甍に太陽を浴びながら、堂々とした姿を梅林に見せている。
どの角度からのお城も好きだなぁと思いながら、そのお城に梅の木と花と蕾を被せて撮った。



大阪城と梅・6画像

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