カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

恋文

2010年08月26日 | ★ 日々の呟き

「わしゃあ おまんらあが すきじゃきに」
おまんが~~でなくて、おまんらあが~~というように(らあ)という複数を表す「等」があるのが、
この恋文の重要ポイントである。
ドラマ龍馬伝を観ていると、龍馬さんへの思いを募らせた人が何人かいる。

そうなると幕末の頃からこちら側へタイムスリップした龍馬さんの恋文の一つが私の所に届いた不思議も解明される。  


< 龍馬からの恋文>
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バイトやクラブの日程で、お盆に帰って来れなかった娘の家族が少し前に来た。
「おばあちゃんにラブレターがきたんよ。見せてあげるね。」
まだビニルに包装したまま大事に置いていたのを、孫娘の前に持っていった。
「何 これ?」
と包装紙を取り除いて、中身を出してするする巻き物をを開いていった。
私も、中を見ていなかったので、これには驚いた。

長ーい 長ーい恋文は巻紙になっていて、一体何mあるのだろうか。
ユニークな恋文を読んでいると、短い文の中にトイレに連携するキーワードのあることを見つけた。
それを画像のサムネイルの説明の所に書き上げてみたが、ちょっと無理やりな解釈もあるかもしれないがそれもまた面白い。
「よう 考えたものやなぁ!」
「こんな薄い紙に印刷できるんやなぁ」
「せっかく土佐の高知からの龍馬さんからのラブレターやから、おばぁちゃん大事に置いておくと良いな。」

楽しい恋文騒動のひと時だった。


お ま け
昨日の夕方
物凄い雷は、一昨日のようにしぶとくなく、わりにあっさりと、通り過ぎた。
しかし最後の一つは、稲光と同時に大音響だったので、多分どこかに落雷したと思う。
まだ小雨が降っていたが西のほうが明るい。
落日近くの太陽が顔を見せた。
裏に出ると、大きい虹の橋が架かっていた。
2枚を合成したが、うまくいかなくて継ぎ目が分かる。
しかし、大きい虹だったので消えてしまった今も、残しておきたい。





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大峯山龍泉寺 涼風の中

2010年08月25日 | ☆ ふるさと・大和
いつまで続くか分からないような猛暑のこの夏。
それでも自然は確実に秋へと向かっているのだろう。
夜の庭先から、蟋蟀の鳴き声が、聴こえはじめてほっとする。

関西の軽井沢といわれる天川村洞川には、すでに秋の気配が見え始めている。
小さな小さな秋だけれど、その秋の風が下界にも流れ込んでくれる日を、
ひたすら待っている。


デジブック 『少し秋めいて』
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小路の駅 「てん」

2010年08月24日 | ☆ ふるさと・大和
<小路の駅 「てん」 >
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R309の川合の交差点を洞川方面へ左折するとすぐ左に「小路の駅 てん」という看板を掲げた可愛い店がある。
前々から気にかかっていて、立ち寄ろうと思いながらつい、差し掛かった信号が緑だと通過してしまっていた。
「小路の駅」というネーミングが良い。
中に入ると、その名前のイメージに納得する。

主な特産品
地元の果物を使ったジャム、朴葉すし、かきもち、あまご甘露煮、そうめん など
直売所の特徴は、天川村で作られたもの100%であると店長さんが説明してくれた。
ハチミツ・栃の木の花のとソヨゴの花のを買った。
「いもぼた」は、たぶん芋のぼたもちからきた名前だろう。
ジャガイモとお米(もち米だったかなぁ)とすり潰して、おやきのように焼いてあり、さっぱりした塩味だった。
美味しかったので3個かって帰って、翌日の昼食にした。
昔の田舎の味だ。
このようなのが好みになってくるのは、私はやっぱり田舎のバァバだなあと、つくづく思う。

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朝の清涼剤 咲き続ける朝顔

2010年08月21日 | ☆季節
今年初めてブログに登場したあさがおは、
8月13日だったが、それ以前から、
私の部屋の北側の軒下に咲いている。
昨年は別の所に植えていたので余り目にしなかったが、
今年は朝起床すると北の窓を開けるので、
あさがおが咲いているのを見る楽しみができた。
それ以来時々、カメラを向けている。


万葉集には、あさがおが5首詠まれている。

1538: 萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花

2104: 朝顔は朝露負ひて咲くといへど夕影にこそ咲きまさりけり

2274: 臥いまろび恋ひは死ぬともいちしろく色には出でじ朝顔の花

2275: 言に出でて云はばゆゆしみ朝顔の穂には咲き出ぬ恋もするかも

3502: 我が目妻人は放くれど朝顔のとしさへこごと我は離るがへ



しかし、今咲いているようなあさがおは、
奈良時代にはまだ渡来していなくて、キキョウ、ムクゲ、ヒルガオなどとする説があったが、現在はキキョウとする説が有力である。
奈良の春日大社神苑の万葉集に詠まれている花の、
あさがおの所でそのような説明プレートがあった。



家のあさがおは日差しを直接受ける夕方近くまで、咲いているので、それを見るとなんとなく涼しげで和む。
前日咲いた花のしぼんだ姿が寂しげであるのに反して、今朝の花は猛暑に負けずに咲く花の命のたくましさも感じる。



一日花のはかない命を生きるからこそ、今朝の花がが胸に沁みる。
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大峯山 女人結界門

2010年08月20日 | ☆ ふるさと・大和

ようこそ 大峯山 洞川温泉への歓迎アーチ
このアーチをくぐれば洞川温泉はすぐだ。
山上川に架かる赤い橋を渡り、温泉街を通り抜け、ごろごろ水の採水場を左に見ながら、今回は先ず、車の道の突き当たりの峰の茶屋まで直行した。
今年になって、雪解け間もない頃だったり、大雨の後だったりして、奥へ行く道路がどうなっているのか分からない時期に来ていたので、山明け後の、大峯山に入山する人の多くなった夏を待っての、女人結界門までのドライブだった。


< 大峯山 女人結界門>
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大峯山は通年女人禁制の山である。
女人禁制とされる区域は山上ケ岳・大峰山寺を中心に、東西10キロ、南北24キロの範囲で
山上ケ岳には 4つの 女人結界門がある。
登山をしない私が雄一目にし、その結界の手前まで行くことのできるのは、山上ケ岳正面登山口、大峰(清浄)大橋を渡ってからすぐの女人禁制の門 (女人結界門)である。

この日ここに着いた時、門のところで記念撮影をしてもらっている、少年がいた。
夏休みの朝、これから修行の山に登ろうとする、少年の陽に焼けた元気そうないい笑顔が印象的だった。
「お父さん、子供さんと一緒に撮りましょうか?」
「お願いします。お父さんじゃなくて、おじいさんです。」
祖父と孫とがこれから西の覗きに挑戦すると言う、頼もしい言葉に感動した。
少年は4年生だといっていたが、おじいさんはとても若くてどうしてもお父さんに見える方だった。

二人は、にこやかに山に入って行った。
「頑張ってね。」と後姿に声をかけ、杉の山道に消えるまで結界門のこちら側で見送った。

後3箇所の結界門は次の場所であるが、登山された人なら、きっと皆さんご存知だと思う。

② レンゲ辻 女人結界門  稲村ケ岳と 山上ケ岳の 鞍部の 結界門 
  山上ケ岳へは 40分 山頂へ  最短の門
③ 阿弥陀ケ森 女人結界門
  和佐又ヒュッテから、大普賢岳を越えて、約4時間 大峯奥駆道を頑張ると、辿りつく 難関とのこと
④ 五番関 女人結界門  大峯奥駆道  五番関トンネルから 奥駆道の五番関

夫は中学生になった時、村の青年団の人たちに連れられて、団体で登ったことを話してくれたことがあるが、自宅のあった村から、歩いて出発し、果たしてどのルートでお山に入ったのだろうか~~~。



コメント (2)
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