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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

へそくり

2008年07月05日 | 雑文
朝日新聞(20080704)の経済面を見ていると、『賞与減り 妻のへそくり過去最高』というタイトルが目に飛び込んできた。

損保ジャパンDIY生命保険のインターネット調査で、サラリーマン世帯の主婦500人が回答した結果は、へそくりを持っている主婦は41%で、その額は過去最高の平均356万3千円とのこと。
もっとも、平均額が昨年より88万4千円多かったというから、回答する主婦の選び方によってこの金額の幅は大きいと思えるが、それでもちょっと気になる数字ではある。

約半分の主婦がへそくりを持っていることになる。しかもかなりまとまった額。

へそくりという単語は、あまりにも地味な、しかも何か後ろ暗いイメージがある。
広辞苑によると、「臍繰り金」とは「主婦などが倹約して内緒でためた金」とある。

アルバイトをして得た収入を貯めたものは「倹約して内緒でためた金」に当たらないだろうから、私のへそくりはどれくらいかと聞かれたら、0円と答えることになる。

そう考えると、何らかの収入を得ている主婦は、自分の稼ぎを貯めるという正当な貯蓄の他に、たくさんのへそくりをしているということだろうか‥。

生活費の一部をへそくりに‥というのは、私もやってやれないことではない。しかし、そんなお金を隠し持ってどんな意味があるというのか‥。生活に必要なお金はいつもちゃんと渡されるし、自分だけのために買いたいものは自分の貯金から買えるし。(元来欲しい物はそうたくさんはないし、物を持たないシンプルな生き方を目指そうと思う今日この頃だし。)
いざという時のお金は私が心配するものではないと思っているが、もしかしたら、これが間違いか


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